CT検査部門このページを印刷する - CT検査部門

2013年にCT装置の更新および増設を行い、従来の64スライスCT装置1台体制から、大口径64スライスCT装置と2管球128スライスCT装置の2台体制となりました。2台のCT装置で同時に検査を行うことにより、待ちの短縮に努めています。

2管球128スライスCT装置では、心臓の血管造影検査を中心に頭頸部や体幹部の血管造影検査を行います。心臓の血管造影検査は年間1500件以上行っており、全国トップレベルの検査数を誇っています。また、広い範囲を高速かつ微細に撮影する事が可能であるため、高齢の方で息を止めることが困難な方でも検査が可能です。さらに、0.5ミリ以下の小さな病変や細い血管の情報を得ることができるようになり、診断効果の大幅な向上につながっています。
大口径64スライスCT装置は、一般の単純造影検査や放射線治療計画用として使用します。
また、CT装置より得られた画像を処理することにより、3次元的な画像を提供することが可能です。さらに他の検査(MRI検査やRI検査など)の画像との重ね合わせにより、単一検査のみでは得られなかった新たな情報を得ることが可能で、診断精度の向上に大きく寄与しています。

2管球方式128スライスCT装置

大口径64スライスCT装置

頸部動脈

体幹部血管

冠動脈3DCT

CT・RI融合画像