放射線治療部門このページを印刷する - 放射線治療部門

当院に導入されているリニアック装置はELEKTA社製Synergy(エレクタ・シナジー)です。最大の特徴は、3種類のX線エネルギ-(4・6・10MV)を出力できる事にあります。
これによって、治療対象である腫瘍の位置(深さ)、周辺臓器の状況に合わせて、適切なエネルギ-を選択する事ができ、より細やかな治療の提供が可能となります。
また、当院では画像誘導放射線治療(IGRT)を実施しています。
IGRTとは、治療前に治療部位のX線画像(レントゲン)やCT画像(コーンビームCT)を撮影することにより、位置のずれ量を求めて寝台を移動させ、mm単位で位置の修正を行う高精度放射線治療技術です。この位置照合装置としてBRAINLAB社製ExacTracシステムと6軸補正機能付きの治療寝台を用いて高精度の治療を行っております。
また、密封小線源治療計画装置はNucletron社製Oncentraにて腔内照射を行っております。
安全かつ有効な放射線治療を皆様に提供できるよう医師・診療放射線技師・看護師の連携によるチ-ムワ-クで取り組んでおります。

高精度放射線治療装置

(Synergy)

ラルス治療装置

(マイクロセレクトロン)

治療計画装置

ピナクル

 

小線源治療計画装置

(オンセントラ)