放射線科についてこのページを印刷する - 放射線科について

 CTやMRIを用いて身体の中の状態を調べることができる画像診断は現代の病院では不可欠の検査となり、放射線診断部門が担っています。
 各診療科から依頼を受けて、必要な画像を撮影し、放射線診断の専門家の眼で解析・診断した結果をレポートとして届けます。

 

 

 放射線治療とは「切らずに直す」目的で単独で行う場合もありますが、多くの場合化学療法や外科治療と組み合わせて、「術前照射」や「術後照射」というかたちで行います。従って、多くの場合各疾患を担当する各科の医師と連携をとりながら行います。

 放射線治療はIGRTが可能な装置が導入されており、多くの悪性腫瘍に対する照射が可能ですが、より良い結果を得る為には、それぞれの疾患の担当科と緊密な連携をとる必要があり、その観点から院内の他科と連携して照射を行っております。

 また、当科単独での放射線治療は外来通院可能で、紹介元の医療施設と充分な連携が取れる場合に限らせていただいております。

 

 

 現在CT 2台(年間11,600件)、MRI 2台(5,700件)、核医学SPECT 2台(2,290件)の他、心臓領域を含む全身の血管撮影および放射線治療を各科からの依頼を受けて施行しています。