独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

~小児血液腫瘍専門医が新しく赴任しました~「AYA世代」のがん問題の解決に向けて

「AYA」とはAdolescent and Young Adultの略で15歳~30歳前後の思春期・若年成人のことで、就学、就職、結婚、出産など人生で重要なイベントが集中している世代のことを言います。

がん治療においても、様々な社会的問題に直面せざるを得ない状況ですが、小児科と内科(腫瘍内科、血液内科など)の狭間で、現在でも十分な対策が取られているとは言えません。

このたび当院では小児血液専門医が腫瘍内科医、血液内科医と一緒に、「AYA世代」のがん患者さまを診療できるようになりました。

AYA世代のがん問題の解決に向けて つきましてはAYA世代のがん患者さまの相談に、いつでも応えることが出来る体制を整え、スムースな小児科から成人内科への診療移行を行えるように努力しています。
従来より行っております循環器外来につきましては、毎日、循環器外来を行っており新生児から成人先天性心疾患まで診療しています。

また学会発表はもとより、臨床研究においても吉永 正夫医師を中心に実施し、2017年度は以下の研究事業を行っています。

2017年度 難治性疾患政策研究事業
領域別基盤研究分野(客観的な指標に基づく疾患概念が確立されている疾患)
 ① 小児期心筋症の心電図学的抽出基準、心臓超音波学的診断基準の作成と遺伝学的検査を反映した診療ガイドライン作成に関する研究
 ② 遺伝子診断に基づく不整脈疾患群の病態解明および診断基準・重症度分類・ガイドライン作成に関する研究
横断的政策研究分野
 ① 小児期遺伝性不整脈疾患の睡眠中突然死予防に関する研究


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