皮膚がん登録数が3年連続で全国トップになりました!
皮膚腫瘍科・皮膚科
全国がん診療連携拠点病院の院内がん登録データが毎年集計されています。通常、各拠点病院での2年前のデータが翌年夏に国立がん研究センターへ提出され、集計結果は2年遅れて国立がん研究センターのHP上で発表されます。
本年8月に2017年の院内がん登録患者数が発表されました。この中で皮膚がん登録数が全国437施設の中で第1位の登録件数となりました。2014年10月に当科が開設して以来2015年に登録件数全国1位となってから、3年連続の快挙となります。下の表にお示ししている通り、2位の施設は入れ替わりがある中で、当施設は2位以下の施設と圧倒的な差の登録件数を継続できております。また、他のトップクラスの施設を見ていただくと、ほとんどが多くのスタッフを有する大学病院であるのに対し、当科は4名の医師(スタッフ2名、レジデント2名)で構成されています。少人数でこれだけの症例を診ることができるのは、腫瘍に特化した診療をサポートいただいている病院、および、メディカルスタッフの皆さんのご協力があってこそのことと感謝しております。患者さんはもとより、当科を信頼しご紹介いただいております連携施設の皆様にもこれまで以上に医療センターを紹介してよかったと思えるような医療を一人一人の患者さんにお届けできるよう邁進したいと思っております。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
(文責:皮膚腫瘍科・皮膚科レジデント 小森 崇矢)