独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

「鹿医セン便り Vol.164」

2019年12月1日(日)

 第6回がん市民公開講座

 令和元年1116日(土)に第6回のがん市民公開講座を鹿児島県医師会館大ホールで開催いたしました。今年は外科・消化器外科が担当で、主題は「がん患者さんをチーム力で支える -二人に一人が、がんになる時代を見据えて-」です。院長の開会挨拶にはじまり、第1部は講演として、「鹿児島医療センターのがん患者さんに対するチーム医療の取り組み:外科・消化器外科 菰方輝夫」、第2部はがん患者さんを支える様々な取り組みとして、①「AYA世代のがんを支える:小児科 田邊貴幸」、②「がん患者さんの口腔ケア:歯科口腔外科 中村康典」、③「がん相談支援センターについて:ソーシャルワーカー 水元玲子」、④「あなたらしく最善の選択ができるために:がん放射線療法看護認定看護師 江口洋子」、⑤「がんとお金の話(社会保険制度):特定社会保険労務士 領家節子氏(招聘講演者)」、第3部は「質疑応答:座長 菰方輝夫/看護師長 堂園文子」、統括診療部長の閉会挨拶で終了しました。

鹿児島医療センターのがん診療の取り組みを、“ONE TEAM”に例えて、がん患者さんとご家族を多職種チームで支援するといったメッセージを込めて公開講座が展開されました。質問は、バリエーションが多く、大別したうえでのお答えとなりましたが、多くの方が頷かれ、納得されている印象を受けました。出席者は112名で、昨今の市民公開講座の開催頻度からも、大勢を募るには、もう少しの工夫も必要かと感じました。

今回の経験を生かして、市民の皆様方へのがんについての情報提供をさらに充実し、がん拠点病院としての使命を果たして参りたいと思います。「継続こそ力なり」をもって、次年度にバトンタッチです。

最後になりますが、ご後援をいただきました鹿児島県、鹿児島市、鹿児島県医師会、

鹿児島市医師会、鹿児島県歯科医師会、南日本新聞社に厚く御礼申し上げます。

              (文責:鹿児島医療センター 外科・消化器外科 菰方輝夫)

 

 

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