独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

「鹿医セン便り Vol.178」

2021年2月1日(月)

~第12回鹿児島医療センター緩和ケア研修会~

 令和3年1月9日(土)に、鹿児島医療センター附属鹿児島看護学校において、第12回鹿児島医療センター緩和ケア研修会を開催致しました。

 今年はコロナウイルスによる感染対策として、受講生は院内のみで募集させていただき、研修医2年目が14名、多職種(看護師、薬剤師)4名が参加いただきました。今回の研修会は、講師としていまきいれ総合病院緩和医療科の小玉哲史先生をお迎えし、例年通りコミュニケーションのセッションを担当していただきました。当院からは医師7名、看護師5名、薬剤師1名、医療ソーシャルワーカー1名の御協力を頂き、円滑に進行することができました。
 当日は冷え込みが強く、一部で道路の凍結や降雪も見られましたが、すべての受講生が時間通りに集合し、無事研修会を開始することができました。緩和ケア研修会にe-learningが導入され3年目となりましたが、昨年同様、参加者全てのe-learning修了のもと、1日間のスケジュールとなっています。内容はe-learningの振り返りに始まり、コミュニケーションに関するロールプレイ、グループワークでは症例を通して緩和ケアの対策、さらにその後の療養場所の選択と地域連携の検討など、受講生の皆さんにとっては充実した内容であったと思います。一方でe-learning修了から時間が経過していることから、内容を再確認するための振り返りのセッションを例年より長く講義時間を設けました。
 また感染対策として、講義中は密を避ける配置を心掛け、講師はフェイスマスクを着用、受講生もロールプレイ及びグループワーク時はフェイスマスクを装着することとしました。
 この研修会を通じて、参加者、協力者ともに多くの学びを得て頂いたこと、緩和ケア、がん診療に関わる多職種の方々の交流が図れたことは、非常に収穫であったと思います。

 また御協力頂いた全ての皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。研修会は今後もさらに内容を充実させ開催していく予定ですので、御参加御協力をよろしくお願い致します。

(文責:研修会企画責任者 原口 浩一)

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Index

◆ 緩和ケア研修会
◆ 自己拡張型人工弁での経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)施行
◆ 病棟紹介(東3階病棟)
◆ 部門紹介(診療放射線科)

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