独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

「鹿医セン便り Vol.179」

2021年3月8日(月)

定年退職のご挨拶  薬剤部長 尾之江 剛樹

定年退職を迎えて

昭和6010月に国立対馬病院(現:長崎県対馬病院)に賃金職員として入職し、昭和624月から正式に国立療養所南九州病院で採用となりました。

入職当初は、処方箋も手書きで外来処方・入院処方を如何に捌くかが最重要課題だったような気がします、その後抗てんかん薬の薬物血中濃度測定、外来患者様への医薬品情報提供、抗がん剤無菌調整、薬剤管理指導料、病棟薬剤業務実施加算など様々な業務が保険点数化され、調剤主体の業務から医薬品情報提供など病棟での業務へシフトしてきました。

現在では患者様に入院から在宅までシームレスに薬剤師が関わるべく近隣の薬局薬剤師の方々と連携して情報共有することの重要性がいわれるようになりました。当院でもがん薬物療法における連携の研修会をコロナ禍のためweb開催となりましたが多くの参加を得られ意識の高さに頼もしさを感じました。

今振り返るとあっという間の35年間でしたが、その節目となる副薬剤科長として1年間と定年までの3年間を鹿児島医療センターで勤務させていただき充実した日々を送ることができました。これも院長先生をはじめ皆様のご理解とご協力の賜物だと思います本当にありがとうございました。

最後になりましたが鹿児島医療センターの今後益々のご発展をお祈りいたします。

 

定年退職のご挨拶  臨床検査技師長 古野 浩

定年退職を迎えて

 昭和576月に西別府病院に臨床検査技師として採用され、福岡東医療センター、佐賀病院、大分医療センター、小倉医療センター、鹿児島医療センターで6施設38年間勤めさせていただきました。思えば北部九州(大分→福岡→佐賀→大分→福岡)ばかりの異動でしたが、最後の2年間は当院でお世話になりました。これも何かのご縁ですね。

異動した6施設それぞれ病院の特色(結核、神経難病、周産期、循環器など)があり、スタッフの数(6人~30人)も違い、いろいろなことを学ばせて頂きました。

 当院に赴任して驚いたのは、経胸壁心エコーの件数の多さと研修の受け入れでした。

研修については、学生の臨地実習はもちろんですが、特に民間施設や九州内の機構病院(中~上級者向け)からのエコー関連の検査です。今まで勤務した施設では民間病院からの研修受け入れはありませんでした(学生の臨地実習はありますが)。

 臨床検査科に関しては、スタッフのみなさんが優秀で大変助けられました。また、検査科行事も花見、バーベキュー、鍋パーティー、バスハイクなどが企画され、検査科としてよくまとまっています。残念ながら今年度は新型コロナの影響で全て流れてしまいました。

逆に、コロナ抗原検査やPCR検査(主に術前)を院内で実施するようになりました。

 個人的には趣味のランニングを通じて走友会に入会し、大学の先生、銀行員、警察官、県職員などいろいろな職種の方と出会うことができ、ストレス発散にもなりました。

残念ながら当選していた鹿児島マラソンは中止となってしまいましたが・・・・・

 コロナ禍がいつまで続くかわかりませんが、鹿児島医療センター職員の皆さんが一つにまとまり乗り切っていくことを信じています。

2年間お世話になりました。

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◆部門紹介「メディカルサポートセンター」

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