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「初期臨床研修」を鹿児島医療センターで始めませんか

独立行政法人国立病院機構 鹿児島医療センター院長
田中 康博

 

鹿児島医療センターは私学校跡(西郷隆盛らが設立)に建てられており、歴史を感じるとともに、鹿児島県の医療の中心を担ってきた伝統がある病院です。位置的にも鹿児島の中心地に在りますが、そのような環境の下で初期研修を始めてみませんか。
 特徴は循環器とがんを専門にして始まりましたが、いろいろな分野が新たに加わり、発展してきました。平成30年春からは410床と増床し、さらに鹿児島県の中心的な病院の一つとして充実する予定です。急性期医療からがんの終末医療、通常の診療から高度医療など幅広い分野をカバーできる病院です。また、地域中核病院とも連携し、都市型医療と地域医療、1次救急から3次救急までバランスの良い研修を提供しています。少し忙しいかもしれませんが、初期研修には最適と思っています。具体的には心臓・大血管・脳・末しょう動脈の循環器疾患(外科的、内科的治療全般)、あらゆる不整脈対する治療、消化器内科・外科(来春より肝臓内科増設)、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、婦人科などの悪性疾患、血液などの悪性疾患(白血病やリンパ腫など)、糖尿病などの内分泌、代謝疾患、小児科、口腔ケアなど歯科領域、さらに第一線の臨床病理、などを学べます。精神科や第一線の地域医療枠は協力病院で研修することができます。幅広い分野を経験することができると思います。
 私は、良い教育ができ、若い人たちが集まり、若い人たちが選択してくれるようになって初めて真の病院と言えると思っています。そのような病院を目指し努力しています。わたくしたちと一緒に医師としての第一歩を踏み出してみてはどうでしょう。初期研修は、今後医療に携わるものにとって非常に大事な時期です。医師としての姿勢、原点が決まる時です。当院のスタッフは質の高い専門分野を取得し、教育指導に熟練しているスタッフが多いですので安心して飛び込んで来てください。研修の時に見た、憧れの先輩像が皆さんの将来を決めることになるかもしれません。一緒に学び、将来の夢を語りましょう。鹿児島医療センターは心より皆さんの臨床研修を歓迎いたします。