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脳神経外科
治療対象疾患は脳卒中(脳梗塞、くも膜下出血、脳出血)、脳腫瘍、頭部外傷、頭痛、脊髄脊椎疾患、認知症、頭痛など脳・神経疾患全般ですが、なかでも脳卒中の診療に力を入れています。
脳卒中は時間との戦いになります。
早期に診断・治療を開始することがその予後を大きく左右することになります。
そのために24時間体制で救急患者随意受け入れ態勢をとっています。
MRI、MRA、ヘリカルCT、DSA、脳血流SPECT、頸部血管エコー、経頭蓋ドプラなどの最新鋭の検査機器を駆使し、脳卒中の早期診断、早期治療に取り組んでいます。
脳卒中の中でも増加傾向にある脳梗塞については、急性期には神経内科と共に血栓溶解療法を、慢性期には頸動脈内膜剥離術やバイパス術などの血行再建術を積極的に行っています。
未破裂動脈瘤のコイル塞栓術や内頚動脈狭窄症に対するステント留置術などの脳血管内手術も行っています。
脳卒中は突然に発症しますが、その原因となる脳血管の変化は症状を出さないまま徐々に進行していきます。
当科では脳卒中発生予防のために脳卒中の危険因子をチェックする脳ドック(頭部MRI、MRA、頸部血管エコー、心電図、血液検査、尿検査など)も行っています。
その他、脊椎脊髄疾患に対する外科的治療も行っています。
平成14年より24時間脳卒中救急を神経内科医とともに行っていますので、いつでも神経疾患救急には対応できるようになりました。
また、シルバー社会に対応し、認知症の検査及び診断も行っております。