【「皮膚リンパ腫臨床統計調査研究」へご協力のお願い】このページを印刷する - 【「皮膚リンパ腫臨床統計調査研究」へご協力のお願い】

「皮膚リンパ腫臨床統計調査研究」

 

-平成27年4月1日~平成31年12月31日までに当科において皮膚リンパ腫と診断された方へ-

 

研究機関名 鹿児島医療センター 

責任研究者 鹿児島医療センター 皮膚腫瘍科・皮膚科 医長  松下茂人 

分担研究者 鹿児島医療センター 皮膚腫瘍科・皮膚科 医師  青木恵美 

 

主管研究機関

研究機関名 岡山大学病院 

代表研究者 岡山大学病院 皮膚科 教授  岩月 啓氏 

分担研究者 岡山大学病院 皮膚科 助教  濱田 利久   

 

1.研究の意義と目的等

 1)研究の意義

皮膚リンパ腫は多数の疾患単位よりなり希少な疾患群であるだけでなく,民族間や人種間で疾患単位の構成は大きく異なっています。しかし,わが国においてはその基礎となるデータが不足しており,これまではわが国での発症症例数すら把握されていない状況でした。本調査研究は岡山大学(皮膚科)が事務局として全国レベルでの調査を実施するものであり,ここで得られたデータから欧米などとの発症頻度に関する相違点が明らかになりつつあります。また,新規治療法の開発を考えるうえでも患者数や主要な年齢分布を知っておくことは重要です。

 

 2)研究の目的

毎年継続的に全国レベルで皮膚リンパ腫の新規発症患者数を収集し,データとして蓄積することで疫学データの解析が可能になります。これによってわが国での皮膚リンパ腫患者の疫学的な特徴を明らかにできます。

 

 3)被験者が被る利益・不利益等

本研究は各施設で診断した患者情報のみ(診断名・病期・年齢・性別・初期治療など)を収集するものであり,事務局では各個人情報にアクセスすることはできず,個人情報保護については十分に配慮されています。このために被験者には利益。不利益ともに発生しません。

 

 4)利益相反

  ありません。

 

2.研究の方法

1) 研究対象:

鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科で皮膚リンパ腫と診断された患者のみなさま。研究全体で約2,000人

 

2) 研究期間:

倫理委員会承認後から平成31年12月31日

 

3) 研究方法:

平成27年4月1日から平成31年12月31日までの間に当院において皮膚リンパ腫と診断された患者のみなさまで,研究者が診療情報をもとに年齢や性別・診断名・初期治療・合併症のデータを選びます。これを疾患ごとに全国の施設で毎年収集し、日本国内での皮膚リンパ腫の疾患別の発症状況を把握します。

 

4) 調査票等:

研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

・ 病型,性別,年齢,病期,選択した治療法,治療効果,転帰など

 

5) 情報の保護:

調査情報は鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科と岡山大学皮膚科教室内で厳重に取り扱います。電子情報はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

調査結果は個人を特定できない形で関連の学会および論文,インターネットにて発表する予定です。

この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。本研究期間が終了してもご自身の情報は15年間保存して引き続き新規の研究に使用させていただく可能性があります。上述したように個人を特定できない形での使用ですので個人情報についての問題は発生しないものと考えており,皆様に不利益が生じることはありません。

 

【問い合わせ先】

〒892-0853           

鹿児島市城山町8-1        

独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター(皮膚腫瘍科・皮膚科)

医長  松下 茂人  (研究責任者) 連絡先TEL:099-223-1151  FAX:099-226-9296

 

【その他の相談窓口について】

鹿児島医療センター 倫理審査委員会 委員長  城ヶ崎 倫久

連絡先 TEL;099-223-1151