子宮頸部レーザー蒸散術についてこのページを印刷する - 子宮頸部レーザー蒸散術について

近年、40歳未満の若年者子宮頸癌の発症が増えていることが問題となっています。性行動の多様化などが原因の一つとして挙げられています。子宮頸癌は、前癌病変(CIN)の段階で治療を行うことにより癌化を防ぐことが可能です。円錐切除術がしばしば行われますが、当院では子宮頸部レーザー蒸散術も施行しております。レーザー治療は妊娠出産への影響はほとんど無く、1泊2日での治療が可能です。通常、手術室で寝た状態で、20分くらいで行います。子宮頸部を拡大鏡で観察しながら、レーザー光線を照射して、病変部を蒸散させることにより治療します。翌日まで特に異常が無いことを確認して帰宅して頂きます。浸潤がんが疑われる場合や、病変部が奥に進展している場合などを除くCIN2-3が適応でありますが、鹿児島では当院で行うことが可能です。