診療科紹介このページを印刷する - 診療科紹介

診療科の紹介

眼科

この度、鹿児島逓信病院との医療機能移転に伴い鹿児島医療センターに眼科が新設されることとなりました。
眼は直径約24mmと小さな組織ではありますが、そこから得られる情報は非常に多く疾患も様々で、主なものとしては近視や遠視をはじめとする屈折異常、一般的に耳にすることが多いと思われる流行性角結膜炎(流行り目)等の結膜炎、ドライアイなどの前眼部疾患、白内障・緑内障などの他、ぶどう膜炎や加齢黄斑変性・視神経疾患・網膜剥離などの網膜硝子体疾患があげられます。更に、頭蓋内病変に伴う視野障害や糖尿病に伴う網膜症・皮膚科疾患であるStevens-Johnson症候群や関節リウマチをはじめとする膠原病に関連した眼病変・悪性腫瘍の転移や治療に伴う副作用による眼病変など、様々な科に関連した疾患を取り扱っています。

 

1つ1つの検査に時間を要するものが多く、他科に比べて診療時間が長めになりやすい科ではありますが、丁寧な診察を心掛けつつ、当院を受診する患者さまのお力に少しでもなれるよう他診療科の先生方や大学病院と連携を取りながら、微力ではありますが精進していきたいと思います。