入学案内

卒業生メッセージ

25回生 田辺詩織

私は、看護学校を卒業後、鹿児島大学医学部保健学科3年次に編入しました。大学では、医師・看護師・作業療法士・理学療法士を目指す学生同士で多職種連を学ぶ講義や演習があり、またサークル活動も盛んに行われています。自分自身の学びを深められるのはもちろん、他の学生との交流もあり、充実した学校生活を送ることができています。また、ボランティア活動も活発で、私が参加した子ども食堂のボランティアでは地域に住む子どもたちとその家族から実際にお話を聞くことができ、とても良い経験になりました。

編入については、本校の先輩から直接お話を伺い、編入試験の勉強のアドバイスを頂いたり、先生方からは志望理由や試験勉強、面接対策など親身に相談に乗ってくださいました。看護学校3年間は決して楽なものではないですが、一緒に学び励ましあった仲間や支えてくださった先生方のおかげで、無事編入試験に合格できたと思っています。これからも学び続け、自分の知識や技術の向上に励み、患者さんに真摯に向き合える看護職になれるように頑張っていきたいと思います。

鹿児島大学医学部保健学科編入

新枦瑠美香 平成29年度卒業(24期生)

私は保健師に魅力を感じ、鹿児島大学医学部保健学科3年生への編入を目指しました。保健学科では全員が保健師課程に進むことはできませんが、選抜の末、無事、保健師課程に進むことができました。大学への編入試験は臨地実習や卒業研究、国家試験の模試などと重なるため困難なこともありました。しかし、編入に向けては看護学校の先生方からも支援を頂き無事合格することができました。

同じ看護職でも対象や業務内容などは異なりますが、私自身疾病予防や保健事業、特定健診、精神・難病保健などに興味関心が高く、保健師としてその方々への支援を行っていきたいと思っています。自分の夢を叶えて、地域に貢献できるよう頑張りたいと思います。

鹿児島大学医学部保健学科編入

出口喬一 平成24年度卒業(19回生)

私は鹿児島医療センター附属鹿児島看護学校を卒業後、鹿児島医療センターに就職し集中治療室に勤務しています。看護学校時代に「医療は死ぬまで勉強」という言葉を知りました。その言葉は今でも肝に銘じています。 集中治療室では様々な疾患を抱えた患者さんや、それを支える家族の方がいます。目の前にいる患者さんに何が起きているのか、それに対してどのように治療がされているのか、患者さんは何に困っているのか、それに対して自分は何ができるのか。医師の指示に従うだけでなく、看護師には自分で判断して実践することが要求されます。

私はいま、高度な知識に裏付けされた実践が行えるよう診療看護師(JNP)を目指し、大学院で学んでいます。少子高齢化は着実に進んでおり、看護師に求められる役割、治療の現場も今後変化していくことが予測されます。患者さんのニーズに応えられるよう日々精進していきたいと思います。 未来に向けて勇往邁進、自分を信じて頑張りたいと思います。

鹿児島医療センター 集中治療室勤務東京医療保健大学大学院修士課程在籍中

中村真子 平成21年度卒業(16回生)

指宿医療センターに就職し、10年目になります。看護学校では友人や先生方、患者さんや家族との出会いや看護の学びが多くありました。今でもその出会いに支えられることがあり、とても充実した学生生活を過ごすことができました。 私は、物忘れや日付、時間が分からなくなるなどの症状をもつ認知症の患者さんやその家族が安心して安全に治療を受けられるように、専門的な知識や技術を身につけたいと考え、認知症看護認定看護師の資格を取得しました。

病院での勤務や地域住民の方へ認知症についての講話などを行っています。知り合いがいない環境で入院生活を過ごす認知症の患者さんとなじみの関係になれた時や患者さんが穏やかな表情で入院生活を過ごしている様子を目にすると嬉しく思うと同時に看護のやりがいを感じています。 これからも知識や技術を深め、自分の看護を実践していきたいと思います。

指宿医療センター 認知症看護認定看護師

今吉弥生 平成17年度卒業(12回生)

私は、卒業して今年13年目になります。現在、南九州病院の緩和ケア棟で副看護師長として勤務しています。緩和ケア棟では、最期までその人らしく一日一日を過ごせるよう支えていくことを大切にしており、責任を感じるとともに看護のやりがいを感じています。 副看護師長に昇任し4年目になります。看護師長と連携し副看護師長としての役割を意識しながら、スタッフがより働きやすい職場になるように管理的な業務も担っています。

今は、災害医療班として全職員の指導や訓練、災害時を想定した体制整備に取り組んでいます。また、新人看護師や看護学生の指導を担当し、人を育てることの難しさと成長を見届けたときの喜びを感じています。多くの先輩方の輝く姿を目標に副看護師長として充実した日々を過ごしています。 この看護学校の良さは、同じ夢を持った学生同士、切磋琢磨し、お互い支え合い、教員の支援をもらいながらとことん看護について学べるところです。これからも初心を忘れず頑張っていきたいと思います。

南九州病院緩和ケア棟勤務 副看護師長

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