腫瘍内科このページを印刷する - 腫瘍内科

腫瘍内科

 腫瘍内科は、2013年4月に、まったく新しい診療科(鹿児島県内唯一)として診療を開始しました。6年が経過しましたが、現在も、外来診療を行っている診療科は鹿児島県内では当科のみです。引き続き、すべてのがんの内科的治療をおこなうという基本方針で、診療を行なっています。“わら”のような診療科を目指しています。

 

1)対象疾患 
 文字通り、すべてのがんの内科的治療を行っています。昨年(2018年)の入院患者の内訳は図の通りです。2017年10月から小児(特にAYA世代)のがんも診療を開始しました。2018年12月より、いわゆる「5大がん」の外来、ゲノム医療専門医による外来、血液腫瘍専門医による外来、肉腫専門医による外来、2019年5月より、原発不明癌の外来、稀少癌の外来、に特に力を入れて診療を行っています。

 

2)当科の診療の特徴
(1)いわゆる「5大がん」、造血器腫瘍を含め、すべての悪性腫瘍を取り扱っています。
(2)原発不明癌の診療を行っています。
(3)稀少癌の診療を行っています。
(4)すべての軟部肉腫の診療を行っています。
(5)甲状腺癌の分子標的薬・化学療法薬での治療を行っています。
(6)免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療を行っています。
(7)AYA世代のがんの診療を行っています。
(8)終末期の医療(緩和ケア)を実践しています。

 

3)症例数
 2018年度の延べ外来患者数は2,492名、入院患者数は154名でした。外来化学療法患者数も、順調に増加し、2018年度は延べ680名(2017年度は延べ504名)となりました。

 

4)最近のトピックス
 2017年10月からAYA世代のがん診療を開始しましたので、小児科~内科の悪性腫瘍の治療連携がスムーズに行えるようになりました。
 2018年12月より、いわゆる「5大がん」の外来、ゲノム医療専門医による外来、血液腫瘍専門医による外来、肉腫専門医による外来、2019年5月より、原発不明癌の外来、稀少癌の外来、に特に力を入れて診療を行っています。

 

入院患者内訳(2018年度)