地域がん診療病院との連携についてこのページを印刷する - 地域がん診療病院との連携について

 地域がん診療病院とは、がん診療連携拠点病院(決められた要件を満たした厚生労働大臣指定の病院)が無い地域(2次医療圏)に、都道府県の推薦を基に厚生労働大臣が指定した病院です。基本的に隣接する地域のがん診療連携拠点病院のグループとして指定され、拠点病院と連携しつつ、専門的ながん医療の提供、相談支援や情報提供などの役割を担っています。

 当院は、地域がん診療連携拠点病院の指定を受けており、令和元年7月1日付けで南九州病院と連携を行う医療機関としてグループ指定も受けています。

 当院では胃がん、肝がん、大腸がん等の消化器外科系疾患及び乳がん等の外科系疾患を主として、肺がん等の呼吸器疾患を南九州病院と連携し適切な医療を行っています。

 連携実績(平成30年度)は南九州病院への紹介件数は36件で、当院への紹介件数は30件です。

 鹿児島県では、県がん診療連携拠点病院として鹿児島大学病院、地域がん診療連携拠点病院として鹿児島医療センター、鹿児島市立病院、今給黎総合病院、済生会川内病院、特定領域がん診療連携拠点病院として相良病院、地域がん診療病院として南九州病院、県立薩南病院、出水郡医師会広域医療センター、県民健康プラザ鹿屋医療センター、県立大島病院、種子島医療センターが指定されています。