独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

皮膚腫瘍科・皮膚科

診療科の紹介

皮膚疾患の中でも悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞がん、有棘細胞がん、日光角化症、ボーエン病、乳房外パジェット病などといった皮膚がんや、母斑をはじめとした良性の皮膚腫瘍の診断・治療を専門として行なっています。

皮膚がんについては「地域がん拠点病院」の特色を生かして、院内の他科スタッフや地域医療機関の先生方とスムーズな連携を取りながら、患者さま一人ひとりに合った最良の治療を提供していきます。また、国立がん研究センター中央病院をはじめとした全国の皮膚がんを専門に診療している施設と提携して、最先端の皮膚がん診療を実現していきます。

母斑をはじめとした良性の皮膚腫瘍については、当科スタッフがそれぞれ皮膚科専門医と形成外科専門医である特色を生かして、的確な診断学に基づいたうえで美容的な観点からも患者さまに満足していただけるような診療を目指します。

 

Department of Dermato-Oncology/Dermatology

Our department is specialized for the diagnostics and therapeutics of skin tumor and performing the greatest number of skin surgery in Kyushu.

We are focusing on diagnosis and treatment of skin cancer (e.g. malignant melanoma, basal cell carcinoma, squamous cell carcinoma, extramammary Paget's disease, angiosarcoma) and benign skin tumor (e.g. congenital nevus).

We constitute our department by special dermatologist and special plastic surgeon, which is rare organization in Japan.

We provide the best medical treatment in collaboration with national and global skin cancer institutions.

We also aim to satisfy with cosmetically after the treatment in patients with benign skin tumor including congenital nevus.

スタッフ紹介 【2024年3月1日現在】

松下 茂人 Shigeto Matsushita, MD,PhD.
部長

専門領域
  • 皮膚科一般
  • 皮膚腫瘍
  • 皮膚外科
学会専門医・資格
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚悪性腫瘍指導専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・暫定教育医
  • 日本医師会認定 産業医
  • 日本皮膚科学会代議員
  • 日本皮膚外科学会理事
  • 日本臨床皮膚外科学会理事
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会理事
  • 日本褥瘡学会評議員
  • 日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)(皮膚腫瘍グループ)施設責任者

西原 克彦 Katsuhiko Nishihara
医師

専門領域
  • 皮膚科一般
  • 皮膚腫瘍
学会専門医・資格
  • 日本皮膚科学会専門医

山本 宗太郎 Sotaro Yamamoto
医師

専門領域
  • 皮膚科一般
  • 皮膚腫瘍
学会専門医・資格

青木 恵美 Megumi Aoki, MD.
医長

専門領域
  • 形成外科一般
  • 皮膚腫瘍
  • 皮膚外科
学会専門医・資格
  • 日本形成外科学会認定 形成外科専門医
  • 日本形成外科学会認定 皮膚腫瘍外科指導専門医
  • 日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)(皮膚腫瘍グループ)施設コーディネーター

戸澤 貴久 Takahisa Tozawa
医師

専門領域
  • 皮膚科一般
学会専門医・資格
  • 日本皮膚科学会

外来診療曜日・担当表

皮膚腫瘍科・皮膚科診療実績

 

トピックス

さつま皮膚外科塾

鹿児島医療センターで臨床研修を行っている研修医を対象に、さつま皮膚外科塾を開催しています。

皮膚がんについて

皮膚がんについて詳しく知り知たい方はこちら

※外部リンク(一般社団法人 日本皮膚悪性腫瘍学会HP)へ転送します。

 
【保存有棘細胞癌組織を用いた発癌関連因子に関する後ろ向き観察研究】

有棘細胞癌の研究に関するお知らせ

【研究題目】

  保存有棘細胞癌組織を用いた発癌関連因子に関する後ろ向き観察研究

【研究者等の氏名及び職名】

  本研究は東北大学病院皮膚科との共同研究であり、下記の研究代表者のもと、当院を含む3施設が参加して行われます。

【研究責任者】

  鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科 医長 松下茂人 

【その他の研究者】

  東北大学病院皮膚科 助教 藤村卓(主管機関代表者)、神林由美

  鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科 青木恵美、山村健太郎

  北海道大学病院皮膚科 講師 秦洋郎

【対象】

  2014年10月から鹿児島医療センターで有棘細胞癌と診断され、治療を受けた患者さんを対象にします。

【研究の意義と目的】

  有棘細胞癌は、その頻度が決して高くないことから、実験室などで行われる基礎研究や、患者さんを対象とした臨床研究があまり進んでいないのが現状です。それゆえに有棘細胞癌における発がん関連因子についてはまだ未解明です。本研究は、有棘細胞癌で受診された患者さんを対象とし、検査または手術時の切除組織を用いた解析を行い、皮膚有棘細胞癌における発癌因子および予後因子を探索することを目的とします。そのために診療録、臨床写真、血液検査結果、画像検査結果等を用いさせて頂きます。

【方法】

  本研究では、対象となる患者さんの病状(組織診断、病期、治療、経過等)に関する過去のデータ(診療録、臨床写真、血液検査、画像検査等)を診断ならびに治療前後にわたり経時的に参照させていただきます。また、本研究施設で治療を受けた患者さんから提供された、もしくは診断や治療のために採取が必要であった組織などの一部を利用させて頂きます。したがって、患者さんに新たなご負担をおかけするようなことはございません。また、本研究を進める上で必要となる費用(データ解析に関わる事務費等)は、東北大学医学部皮膚科が負担しますので、患者さんに追加で費用をご負担いただくこともございません。

【個人情報の扱い】

 

1)本研究で取り扱う患者さんの個人情報は、氏名と患者番号のみです。その他の個人情報(住所、電話番号など)は一切取り扱いません。ただし、診療録の情報をもとに、電話または文書にて現在の病状についてお問い合わせする場合がございます。   

2)本研究で取り扱う患者さんの診療情報は、個人情報をすべて削除し、第3 者にはどなたのものかわからないデータ(匿名化データ)として使用します。   

3)患者さんの個人情報と匿名化データを結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで厳重に管理し、研究の実施に必要な場合のみに参照します。   

4)なお連結情報は当院内のみで管理し、他の共同研究機関等には一切公開いたしません。

【利益相反】

  ありません。

【本研究への参加の可否について】

  本研究に参加したくない患者さんにつきましては、下記の問い合わせ先にご連絡いただければ、研究に参加しないようにいたしますのでお問い合わせください。

【問い合わせ先】

  〒892-0853 鹿児島市城山町8-1        

  独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター(皮膚腫瘍科・皮膚科)

  医長  松下 茂人  (研究責任者)

  連絡先TEL:099-223-1151  FAX:099-226-9246

【その他の相談窓口について】

  鹿児島医療センター 倫理審査委員会

  委員長  城ヶ崎 倫久

  連絡先 TEL;099-223-1151

【乳房外パジェット病におけるHER2発現と予後に関する解析】

乳房外パジェット病の研究に関するお知らせ

【研究題目】

乳房外パジェット病におけるHER2発現と予後に関する解析

【研究者等の氏名及び職名】

本研究は慶応大学病院皮膚科との共同研究であり、下記の研究代表者のもと、当院を含む8施設が参加して行われます。

【研究責任者】

鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科 医長 松下茂人 

【その他の研究者】

慶応大学病院皮膚科 専任講師 舩越建(主管機関代表者)

鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科 青木恵美、山村健太郎

がん・感染症センター都立駒込病院 皮膚腫瘍科 医長 吉野公二

北海道大学病院皮膚科 秦洋朗

東北大学病院皮膚科 藤村卓

筑波大学病院皮膚科 藤澤康弘 

京都大学病院皮膚科 大塚篤司

和歌山医科大学病院皮膚科 山本有紀

【対象】

2014年10月から鹿児島医療センターで乳房外パジェット病と診断され、治療を受けた患者さんを対象にします。

【研究の意義と目的】

乳房外パジェット病は、その頻度が決して高くないことから、実験室などで行われる基礎研究や、患者さんを対象とした臨床研究があまり進んでいないのが現状です。一方で、乳房外パジェット病に苦しむ患者さんのためには、治療法の進歩が必要です。

本研究は、乳房外パジェット病で受診された患者さんを対象とし、検査または手術時の切除組織を用いた癌関連マーカーの解析を行い、経過との関連を解析する研究です。そのために診療録、臨床写真、血液検査結果、画像検査結果等を用いさせて頂きます。本研究によって、より安全で優れた新しい治療法の開発へとつながることが期待されます。 

【方法】

本研究では、対象となる患者さんの病状(組織診断、病期、治療、経過等)に関する過去のデータ(診療録、臨床写真、血液検査、画像検査等)を診断ならびに治療前後にわたり経時的に参照させていただきます。また、本研究関連施設で治療を受けた患者さんから提供された、もしくは診断や治療のために採取が必要であった組織などの一部・血液等を利用させて頂きます。したがって、患者さんに新たなご負担をおかけするようなことはございません。また、本研究を進める上で必要となる費用(データ解析に関わる事務費等)は、慶應義塾大学医学部皮膚科が負担しますので、患者さんに追加で費用をご負担いただくこともございません。

【個人情報の扱い】

1) 本研究で取り扱う患者さんの個人情報は、氏名と患者番号のみです。その他の個人情報(住所、電話番号など)は一切取り扱いません。ただし、診療録の情報をもとに、電話または文書にて現在の病状についてお問い合わせする場合がございます。

2) 本研究で取り扱う患者さんの診療情報は、個人情報をすべて削除し、第3 者にはどなたのものかわからないデータ(匿名化データ)として使用します。

3) 患者さんの個人情報と匿名化データを結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで厳重に管理し、研究の実施に必要な場合のみに参照します。

4) なお連結情報は当院内のみで管理し、他の共同研究機関等には一切公開いたしません。

【利益相反】

ありません。

【本研究への参加の可否について】

本研究に参加したくない患者さんにつきましては、下記の問い合わせ先にご連絡いただければ、研究に参加しないようにいたしますのでお問い合わせください。

【問い合わせ先】

〒892-0853             

鹿児島市城山町8-1        

独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター(皮膚腫瘍科・皮膚科)

医長  松下 茂人  (研究責任者)

連絡先TEL:099-223-1151  FAX:099-226-9246

【その他の相談窓口について】

鹿児島医療センター 倫理審査委員会

委員長  城ヶ崎 倫久

連絡先 TEL;099-223-1151

【「皮膚リンパ腫臨床統計調査研究」へご協力のお願い】

「皮膚リンパ腫臨床統計調査研究」

-2015年4月1日~2019年12月31日までに当科において皮膚リンパ腫と診断された方へ-

研究機関名 鹿児島医療センター 

責任研究者 鹿児島医療センター 皮膚腫瘍科・皮膚科 医長  松下茂人 

分担研究者 鹿児島医療センター 皮膚腫瘍科・皮膚科 医師  青木恵美 

 

主管研究機関

研究機関名 岡山大学病院 

代表研究者 岡山大学病院 皮膚科 教授  岩月 啓氏 

分担研究者 岡山大学病院 皮膚科 助教  濱田 利久   

 

1.研究の意義と目的等

 1)研究の意義

皮膚リンパ腫は多数の疾患単位よりなり希少な疾患群であるだけでなく,民族間や人種間で疾患単位の構成は大きく異なっています。しかし,わが国においてはその基礎となるデータが不足しており,これまではわが国での発症症例数すら把握されていない状況でした。本調査研究は岡山大学(皮膚科)が事務局として全国レベルでの調査を実施するものであり,ここで得られたデータから欧米などとの発症頻度に関する相違点が明らかになりつつあります。また,新規治療法の開発を考えるうえでも患者数や主要な年齢分布を知っておくことは重要です。

 2)研究の目的

毎年継続的に全国レベルで皮膚リンパ腫の新規発症患者数を収集し,データとして蓄積することで疫学データの解析が可能になります。これによってわが国での皮膚リンパ腫患者の疫学的な特徴を明らかにできます。

 3)被験者が被る利益・不利益等

本研究は各施設で診断した患者情報のみ(診断名・病期・年齢・性別・初期治療など)を収集するものであり,事務局では各個人情報にアクセスすることはできず,個人情報保護については十分に配慮されています。このために被験者には利益。不利益ともに発生しません。

 4)利益相反

  ありません。

2.研究の方法

1) 研究対象:

鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科で皮膚リンパ腫と診断された患者のみなさま。研究全体で約2,000人

2) 研究期間:

倫理委員会承認後から平成31年12月31日

3) 研究方法:

平成27年4月1日から平成31年12月31日までの間に当院において皮膚リンパ腫と診断された患者のみなさまで,研究者が診療情報をもとに年齢や性別・診断名・初期治療・合併症のデータを選びます。これを疾患ごとに全国の施設で毎年収集し、日本国内での皮膚リンパ腫の疾患別の発症状況を把握します。

4) 調査票等:

研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが,個人情報は削除し匿名化し,個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

・ 病型,性別,年齢,病期,選択した治療法,治療効果,転帰など

5) 情報の保護:

調査情報は鹿児島医療センター皮膚腫瘍科・皮膚科と岡山大学皮膚科教室内で厳重に取り扱います。電子情報はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

調査結果は個人を特定できない形で関連の学会および論文,インターネットにて発表する予定です。

この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせください。本研究期間が終了してもご自身の情報は15年間保存して引き続き新規の研究に使用させていただく可能性があります。上述したように個人を特定できない形での使用ですので個人情報についての問題は発生しないものと考えており,皆様に不利益が生じることはありません。

【問い合わせ先】

〒892-0853           

鹿児島市城山町8-1        

独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター(皮膚腫瘍科・皮膚科)

医長  松下 茂人  (研究責任者) 連絡先TEL:099-223-1151  FAX:099-226-9296

【その他の相談窓口について】

鹿児島医療センター 倫理審査委員会 委員長  城ヶ崎 倫久

連絡先 TEL;099-223-1151

独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター
099-223-1151 (代表)
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町8番1号
fax:099-226-9246
お問い合わせはコチラ

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