独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

緩和ケアチーム

チーム紹介・活動内容

PCT

チーム紹介

緩和ケアチームは、痛みやその他の身体のつらさ、不安や気持ちが沈むなどといった精神的なつらさ、療養費や就労、生活などといった社会的なつらさ、今後の先行きや人生への問いなどといったスピリチュアルなつらさを和らげ、患者さまとご家族が自分らしい生活を送れるようにサポートする専門のチームです。

患者さまとご家族が安定した心身の状態でがん治療を受けることができるよう、主治医、病棟・外来看護師とともに私たち「緩和ケアチーム」がお手伝いします。

活動内容

主な活動内容は、身体症状の緩和、精神的サポート、意思決定のサポート、療養場所の調整、家族ケアなどの対応を行います。

かつて「緩和ケア」は終末期に提供されるケアとして捉えられた時期があったため、治療ができなくなった方の最期の医療・ケアと誤解されがちでした。

しかし、がんと診断されたときから患者さまとご家族は様々な症状やつらさを抱えていることが多く、がん治療と同じように緩和ケアを始めることも大切であり、必要なことです。

PCTメンバー紹介 【2022年4月1日現在】

リーダー 松崎 勉(統括診療部長、身体症状担当医師)
サブリーダー 馬籠 さつき(専従看護師、緩和ケア認定看護師)
メンバー 医師 (身体症状担当医師)
医師 (精神症状担当医師)
看護師 (がん専門看護師、緩和ケア認定看護師)
薬剤師 
理学療法士
管理栄養士
ソーシャルワーカー(社会福祉士)
臨床心理士

認定・資格 【2022年4月1日現在】

2019年4月 日本緩和医療学会 認定医
精神科専門医、精神科専門医指導医、精神保健指定医
2013年12月 日本看護協会 がん看護専門看護師
2013年7月 日本看護協会 緩和ケア認定看護師
2015年7月 日本看護協会 緩和ケア認定看護師

緩和ケアとは

「緩和ケア」とは、からだや気持ちのつらさを和らげ、患者さまとご家族の療養生活の質をよりよいものにするための医療やケアです。
緩和ケアは、「がん治療ができなくなった方への医療」「がんの終末期に受けるもの」と誤解されがちですが、がんと診断されたときから、必要に応じて行われるものです。

がんの治療と緩和ケアの関係

がんと診断されたときから、がんに対する治療(手術・抗がん剤・放射線などの治療)と並行して緩和ケアはいつでも受けることができます。

緩和ケアチームとは

緩和ケアチームは、患者さまとご家族の抱えるからだや気持ちのつらさに対応し、“自分らしい生活”を送れるようにサポートする専門のチームです。患者さまとご家族が安定した心身の状態で療養できるよう、主治医や病棟・外来看護師とともにお手伝いします。

緩和ケアチームのメンバーは、身体の担当医師、こころの担当医師、薬剤師、看護師(専門資格をもった看護師が担当)、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士、管理栄養士、理学療法士など多職種で構成されています。

緩和ケアチームは、以下のような相談に対応します。

  • 患者さまのからだのつらい症状への対応
  • 患者さまのこころのケア
  • ご家族の悩みや社会生活を含めたさまざまな問題への支援
  • 療養先についての情報提供と連携
  • 在宅ケアの支援調整

緩和ケアチームへの相談方法

緩和ケアチームによるサポートをご希望される方は、主治医や看護師へご相談ください。また、当院は緩和ケア外来も行っていますので、退院後も継続してサポートをご希望される方は、退院時にお知らせください。

独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター
099-223-1151 (代表)
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町8番1号
fax:099-226-9246
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