独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

専門外来

専門外来に関するお知らせ

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セカンドオピニオンとは

鹿児島医療センターでは、患者さま及びそのご家族を対象に適切な医療情報を提供するためセカンドオピニオン外来を開設しております。医療技術の飛躍的な進歩、また社会の高齢化にともない治療法は多様化しておりその選択は容易ではありません。また、医療への安心感、あるいは満足度など患者さまの目線に立った医療も求められています。

セカンドオピニオンは、そのような患者さまとそのご家族が現在受けようとしている医療について第三者的立場にある専門家からも意見を聞き十分納得したうえで治療を受けたいという要望に応えるものです。鹿児島医療センターでは、主治医と患者さまの信頼関係をさらに深め医療の精度をより高める有効な手段となり得るように主治医が安心して資料を託せる専門医が担当するようにしております。

診療は予約制で自由診療となります。通常の診療の域を超え、時間と労力を必要とします。検査の重複をさけるため資料は持参していただき、診療時間は十分余裕をもって設定いたします。先生方には、紹介に際し保険が適用されるようになっています。

セカンドオピニオン外来を受診できる方

患者本人及びその家族が受けられます。家族の場合は本人の同意が必要です。
完全予約制ですので下記の事項をご理解のうえ、当院地域医療連携室に連絡しお申込みください。

相談内容

これから最も良い医療を受けるための相談です。
治療結果の評価、医療費の内容、医療給付に関すること、医療訴訟の問題は相談の範囲外となります。
また、当院での治療目的の場合は通常の外来受診手続になります。

対象疾患

循環器疾患、心臓血管疾患、脳血管疾患、がん、悪性新生物、血液疾患

相談診療科

全標榜診療科とします。
但し、相談内容によってはお受け出来ないこともあります。

相談日及び担当医

申込書の内容を検討後当院で決定し、なるべく早めに連絡いたします。

準備していただく書類

(ご持参いただけないと受診出来ません)

  1. 診療情報提供書
    現在受けている治療、検査などについて主治医の先生に作成してもらってください。
  2. レントゲンフィルム
    CT、MRI、レントゲンフィルムを主治医の先生より借りてください。
  3. 検査の結果
    診療情報提供書に記載があれば結構ですが、これ以外にも用意できるようであれば持参ください。

相談費用

全額自費で健康保険は適応されません。
1時間以内11,000円、以後30分増すごとに5,500円を加算

主治医への報告書の提出

受診された内容は主治医に報告しますので予めご了承ください。
セカンドオピニオン外来受診申込書: ExcelPDF
セカンドオピニオン外来相談同意書: WordPDF

「セカンドオピニオンを受けられる方へ」

「他院からセカンドオピニオンを受ける時の手順」

「鹿児島医療センターから他院へのセカンドオピニオンについて」

  • お問い合わせ
    鹿児島医療センター地域医療連携室
    〒892-0853 鹿児島市城山町8番1号
    Tel:099-223-1151 Fax:099-223-1177
  • 受付時間
    月曜日~金曜日(8:45~17:15)
    祝祭日、年末年始は除く

リンパ浮腫外来のお知らせ

子宮がんや前立腺がんなどで手術や放射線治療を受け、下半身のむくみが出てしまった方に、医師の指示の元で2008年10月からリンパ浮外来を開設しております。
リンパ浮腫指導技能者が複合的治療(ドレナージ・圧迫法・運動・スキンケア・日常生活の注意等)を行います。リンパ浮腫の症状の改善と悪化を予防し、最終的には患者さま自身でセルフケアが実践でき快適な生活を送ってもらうことを目的としています

リンパ浮腫外来の予約の流れ

リンパ浮腫外来を受診するには、当院の婦人科外来の受診が必要です。
他の病院で手術・治療を受けた方は、電話連絡の上紹介状をご持参ください。

対象者

婦人科で手術もしくは放射線治療を受け、リンパ浮腫がある方(リンパ浮腫外来を受診するには、当院の婦人科外来の受診が必要です)他の病院で手術・治療を受けた方は、電話連絡の上紹介状をご持参ください。

日時

毎週水曜日 予約制です。

場所

リンパ浮腫外来 (2階婦人科外来)

費用:(2019年10月1日より改定)
    • 初診:6,280円 初診指導・必要に応じてドレナージ
    • 再診:(1)1,050円 再診指導(相談及び生活指導・計測・ストッキング装着指導・ストッキング注文)
      (2)4,720円 再診指導・技能者によるドレナージ
    • その他:バンテージ加算 下肢1側に付き 1,050円
          ※費用は自由診療の為自己負担となります。

※詳しくは婦人科外来もしくは東3階病棟でお尋ねください。
鹿児島医療センター リンパ浮腫外来(担当:竹添)電話 099‐223‐1151(代)

2010年12月からフットケア外来を開設しております

私たちの体を支えてくれる足は、一番傷を負いやすい所でもあり、糖尿病の足病変は合併症の一つです。
糖尿病の進行により痛みを感じにくくなってしまったり、体の抵抗力が弱くなったりすることで、靴ずれなどの小さな傷が気づかぬうちに化膿してしまい重症化する事もあります。

また、魚の目、タコ、ひび割れなども足病変の原因となり、最悪な場合は足切断につながる場合もあります。傷ができたらすぐに手当てをすることはもちろん、魚の目、タコ、足の乾燥にも注意が必要です。

フットケア外来では、足病変に対する知識の提供や実際のケアを行いながら自分でできるケアの方法もお伝えいたします。
また、足のケアを通しながら、糖尿病に対する思いや糖尿病との付き合い方を看護師と語り合いませんか。

対象者 糖尿病の診断があり、当院または他院通院中の方
(初回の場合は情報提供書が必要です・完全予約制)
予約方法 糖尿病内科外来受診時に医師または看護師に相談してください。
日時 毎週月曜日 13:00~16:00(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
1 人:30 分~1 時間
場所 糖尿病・内分泌内科 療養指導室
担当看護師 尾辻 真由美(糖尿病看護認定看護師・日本糖尿病療養指導士)
相塲 里緒(日本糖尿病療養指導士)
フットケアの内容 足浴、爪切り(陥入爪、肥厚爪、爪白癬などにも対応)
たこ、魚の目などの除去
正しい靴の選び方の指導やインソール作成
自宅でのケアの方法について指導
費用 保険診療

初診の方は 4,400 円の 1~3 割負担、再診の方 2,400 円の 1~3 割負担別途薬代や諸検査代は加算されます。

フットケア専用の設備

血液内科TOP

緩和ケア外来

緩和ケアとは

「緩和ケア」とは、からだや気持ちのつらさを和らげ、患者さまとご家族の療養生活の質をよりよいものにするための医療やケアです。
緩和ケアは、「がん治療ができなくなった方への医療」「がんの終末期に受けるもの」と誤解されがちですが、がんと診断されたときから、必要に応じて行われるものです。

がんの治療と緩和ケアの関係
がんの治療と緩和ケアの関係

がんと診断されたときから、がんに対する治療(手術・抗がん剤・放射線などの治療)と並行して緩和ケアはいつでも受けることができます。

緩和ケア外来

緩和ケア外来は、通院中のがん患者さまやご家族を対象としています。病気や治療に伴うからだや気持ちのつらい症状、療養環境に関することなどに対応します。

診療日

毎週月曜日 14時00分~16時00分(完全予約制)

診察は、緩和ケアチームの医師が行います。
相談内容により、緩和ケアチームの看護師、薬剤師、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなどが一緒に対応します。

診療場所

各診療科外来または緩和ケア相談室

受診方法

当院の外来に通院されている患者さま

緩和ケア外来の受診を希望される旨を、主治医や外来看護師へご相談ください。
主治医が緩和ケア外来の予約をします。

他院で治療中の患者さま

当院予約センターへご連絡ください。

予約センター

電話:0120-68-0704
受診時間:9時00分から17時00分(土日・祝日・年末年始を除く)

診療費用

保険診療による

がん薬物療法室

 

当院の外来がん薬物療法室は、リクライニングチェア9床・ベッド1床で運営しています。
看護師3名、薬剤師1名、医師(現在は専任常勤医なし)を配置し、主に腫瘍内科、血液内科、消化器内科、耳鼻咽喉科、婦人科、皮膚腫瘍科・皮膚科のがん薬物療法を行っています。
令和1年度は1日平均10名、月平均197件、年間合計2,360件のがん薬物療法を実施しました。

外来がん薬物療法の流れ

<来院されたら>

受付

診察券を自動再来機に通し、基本スケジュール票を受け取ります

↓

採血

治療日は外来がん薬物療法室で採血をします
 

↓

診察

採血結果が出たら各科診察室で診察します。

↓

治療

予定通り治療を行うことが決まったら外来がん薬物療法室の前の自動血圧計で血圧を測定し待合でお待ちください。準備ができたらお呼びします。曜日や時間帯によっては、混雑して、待ち時間が長く発生する場合があります。

がん薬物療法室のオリエンテーション

初めて外来で治療を受ける患者さまには、退院前にがん薬物療法室の見学を行っています。
スタッフの紹介・治療当日の流れ・がん薬物療法室のご案内等の説明を行っており、安心して治療が継続できるように努めています。

副作用について

外来治療では、お仕事を続けたり、自宅での生活を維持しながら治療に取り組むことができます。しかし、自宅では医療者が近くに居ないため、ご自身で副作用の症状を確認したり、副作用の予防や対処を行う必要があります。
自宅での生活で困ったことや、副作用症状などの確認を行いながら、治療が続けられるよう一緒に考え、お手伝いをさせていただきます。
また、各診療科医師・看護師・がん化学療法認定看護師・緩和ケア認定看護師・糖尿病看護認定看護師・ソーシャルワーカー・薬剤師等の多職種との連携により、患者さまやご家族が安心して日常生活を送りながら治療を継続できるようサポートさせていただきます。

 

がんゲノム医療とは

がんゲノム医療とは、がん患者のがんに関連する遺伝子変異に応じた抗がん剤を用いて一人一人の体質や病状に合わせて治療を行う医療です。遺伝子変異ごとに治療方法を検討するために、がん遺伝子パネル検査を行います。

がん遺伝子パネル検査とは

1回の検査で、がんに関連する多数の遺伝子変異(100~300)を調べることができます。検査結果が、より効果的な抗がん剤を選択することに役立ちます。ただし、検査の結果、遺伝子に異常が見つからない場合や、見つかっても有効な薬剤がない場合もあります。

がん遺伝子パネル検査は誰でも受けられるわけではありません。一般的には、(1)標準治療がない固形がん、(2)局所進行もしくは転移があり、標準治療が終了した(終了見込みを含む)固形がん、が対象です。このほかに、全身状態などの条件(日常生活に支障がないことが必要)があります。

 ※当院では、がん遺伝子パネル検査は行っておりません。(2020年4月現在)
  (鹿児島大学病院腫瘍センターで施行します)

がんゲノム医療相談外来について

がんゲノム医療相談外来は、専門の医師が担当し、患者さまおよびご家族のがんゲノム医療に関する相談や質問にお答えする、がんゲノム医療に関する相談外来です。がんゲノム医療に必須のがん遺伝子パネル検査について、その適応や可能性並びに限界について、専門の医師から詳しい説明を聞き、検査を受けるかどうかの参考としていただくことを目的としています。

がんゲノム医療相談外来の診察日

 毎週月曜 9時 ~ 12時 (最大3名)

受診方法(完全予約制)

①準備していただく書類(ご持参いただけないと受診出来ません)

紹介状(診療情報提供書)の原本(他院受診中の患者さまのみ)
(現在受けている治療、検査などについて主治医の先生に作成してもらって下さい)

 

②予約

●当院の外来に通院されている患者さま

 がんゲノム医療相談外来の受診を希望される旨、主治医や外来看護師へご相談ください。主治医が予約をします。

 

●他院受診中の患者さま

 当院予約センターへご連絡ください。
 電話:0120-68-0704

腹水外来とは

消化器癌や婦人科癌領域などでは大量のがん性腹水が貯留してくると、患者さまは、お腹が張って、食欲が低下し、呼吸も苦しくなるなど、生活の質(QOL)が低下します。

がん性腹水には利尿剤の効果が乏しく、腹水を体外に排出(ドレナージ)することは一時的効果のみで、繰り返すことで体力を奪い栄養状態が悪化します。そのため現代医学では『腹水を抜いたら弱る』が常識となっていました。

がん性腹水中には体に大切な栄養分(アルブミンなど)と免疫力に必要な免疫グロブリンなどが多量に含まれており、これらの成分を体外に排出して捨てるのではなく体に戻すのが腹水濾過濃縮再静注法(CART)という治療法ですが、 一般に普及している従来の腹水ろ過濃縮再静注法(CART)では、多量のがん性腹水は処理できないだけでなく、副作用も強いために近年はがん治療には用いられなくなっていました。

要町病院の松﨑圭祐先生が開発されたKM-CARTは従来のCARTの欠点を補い、大量のがん性腹水を安全かつ迅速にろ過濃縮し体内に戻すことができる画期的な治療法です。

当院消化器科では『腹水を抜いて元気になる』をモットーに、10L以上の大量の腹水でもKM-CARTを積極的に行っています。
KM-CART治療をご希望される患者さまがおられましたら、かかりつけの医師と相談いただき当院の病診連携室にご紹介ください。

KM-CARTの詳細はこちら⇒KM-CARTについて

遺伝カウンセリング外来

【はじめに】

 遺伝カウンセリング外来では、遺伝性の疾患や遺伝についての不安や悩みをお持ちの方を対象として相談をお受けしています。正しい知識と情報の提供を行い、理解を深めていただいた上で検査法などを選択していただけるようにお手伝いいたします。カウンセリングは臨床遺伝専門医が担当いたします。

 

【カウンセリング対象】

 遺伝性疾患の診断や治療に関すること

  例)ご自身やご家族のご病気が遺伝により次世代に受け継がれる可能性があるといわれた

    治療中のがんが遺伝性であるといわれた

    ご家族に遺伝性がんの方がおり、自分のリスクが心配

    コンパニオン検査で遺伝性がんの可能性があるといわれた

                              など

 

※当院では出生前診断についての相談はお受けできますが、検査は行っておりません。

遺伝カウンセリング 「申込み ~ カウンセリング当日までのながれ」

最 初 に

※初めて当院を受診される方、又はご家族に関しての相談を申込みの場合は、必ずお問い合わせの上申込みをお願いいたします。

※また、現在、当院を受診中の方についても、問合せいただくか、主治医に相談していただいた上で、申込みいただくことをお勧めしております。

①申込み

・専用の申込書に必要事項を記載のうえ当院の窓口に提出又は郵送してください。

・申込書については、ホームページより印刷いただくか、当院にご連絡いただき郵送させていただくかになります。

 申込書のダウンロードはこちら

 

②受診日の決定

・遺伝カウンセリングは完全予約制となります。

・当院において、申込書を郵送頂いた後、遺伝カウンセリングの日時を決定させていただき、指定の連絡先にご連絡することとなります。

・2回目以降については、初回の遺伝カウンセリングの後日程を決定させていただくこととなります。

 

③遺伝カウンセリング当日

・当院にて治療中の疾患がある場合、「遺伝カウンセリング」と「現在治療中の疾患の診察」は、同日での対応できませんのでご了承ください。投薬や検査における診療等も同様で同日での対応はできません。

 

④遺伝カウンセリングの料金

・遺伝カウンセリングの料金は診察料金及び検査等にかかる料金はすべて自費扱いとなります。(健康保険の適用にはなりません。)

・遺伝カウンセリングの料金は初回 11,000円、2回目以降は5,500円となります。

・検査については、個別にご案内いたします。

※金額は税込となります。

 

⑤他の医療機関を受診中の方へ

・紹介状(診療情報提供書)などの医療情報がある場合は必ずお持ちください。

 

⑥問合せ等

・問い合せ先は

 鹿児島医療センター 医事外来係:(099)-223-1151

・問い合わせ時間は

 平日(月~金) 8:45~17:00

※遺伝カウンセリングの面談日時の変更なども、上記問合せ先にご連絡ください。

独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター
099-223-1151 (代表)
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町8番1号
fax:099-226-9246
お問い合わせはコチラ

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