診療科の紹介

婦人科の良性腫瘍・悪性腫瘍を中心に婦人科疾患一般について広く取り扱っています
婦人科では卵巣がん・子宮頸がん・子宮体がんなどの悪性腫瘍から子宮筋腫・卵巣良性腫瘍・子宮内膜症・骨盤臓器脱などの良性疾患まで幅広く診療を行っています。治療方針は各ガイドラインに基づいた標準治療を行っていますが、患者さまの年齢・社会的背景・人生観なども考慮しています。また、婦人科疾患に伴う様々な問題をワンストップで解決できるようメディカルサポートセンターと連携しています。地域医療に貢献できる様に務めています。
専門領域
・婦人科悪性腫瘍に対する診断・集学的治療
手術療法(子宮頸がん手術・卵巣がん手術・子宮体がん手術・腟外陰がん手術・レーザー手術)
化学療法(抗がん剤による治療)
放射線療法
・婦人科良性疾患の診断・治療
子宮筋腫・卵巣腫瘍・骨盤臓器脱(子宮下垂・子宮脱)・子宮ポリープ・子宮内膜症など
腹腔鏡下手術・腟式手術・子宮鏡下手術、薬物療法
・女性のヘルスケアに関する診療
月経異常(無月経、月経不順、月経困難症)・更年期障害など
スタッフ紹介 【2023年4月1日現在】
神尾 真樹 Masaki Kamio
主任部長
- 婦人科腫瘍
- ロボット手術
- 日本産婦人科学会 専門医・指導医
- 日本婦人科腫瘍学会 専門医・指導医
- 日本ロボット外科学会 専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 母体保護法指定医
東 拓郎 Takuro Higashi
医師
- 産婦人科
- 日本産婦人科学会
徳留 明夫 Akio Tokudome
医師
- 婦人科一般、婦人科腫瘍
- 日本産科婦人科学会専門医・指導医
- 日本婦人科腫瘍学会
- 日本癌治療学会
- 日本産婦人科手術学会
- 日本産婦人科内視鏡学会
- 日本生殖医学会
- 母体保護法指定医
穂原 光 Hikaru Hobara
医師
- 産婦人科
- 日本産婦人科学会
外来診療曜日・担当表
実績



トピックス
近年、40歳未満の若年者子宮頸癌の発症が増えていることが問題となっています。性行動の多様化などが原因の一つとして挙げられています。子宮頸癌は、前癌病変(CIN)の段階で治療を行うことにより癌化を防ぐことが可能です。円錐切除術がしばしば行われますが、当院では子宮頸部レーザー蒸散術も施行しております。レーザー治療は妊娠出産への影響はほとんど無く、1泊2日での治療が可能です。通常、手術室で寝た状態で、20分くらいで行います。子宮頸部を拡大鏡で観察しながら、レーザー光線を照射して、病変部を蒸散させることにより治療します。翌日まで特に異常が無いことを確認して帰宅して頂きます。浸潤がんが疑われる場合や、病変部が奥に進展している場合などを除くCIN2-3が適応でありますが、鹿児島では当院で行うことが可能です。