独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

「鹿医セン便り Vol.211」

2023年11月1日(水)

職場紹介 東6階病棟

 東6階病棟は、糖尿病・内分泌科、腎臓内科、不整脈治療科、循環器内科を中心とした、内科系の混合病棟です。入院される方は慢性的な経過をたどる方が多く、セルフケアが重要となります。そのため入院中は生活の援助だけでなく、セルフケア向上への教育や社会資源の調整に多職種で取り組み、退院後も安心して生活できるサポートを行っています。

【糖尿病・内分泌科】
 長年糖尿病を患い、血糖コントロール治療・教育目的をはじめ、耳鼻科、皮膚腫瘍科、心臓血管外科などの手術前の血糖コントロール目的入院の患者さまを受け入れています。診療科カンファレンスでは、主治医、薬剤師、管理栄養士、外来看護師(糖尿病看護認定看護師)、受け持ち看護師が専門的な意見を出し合い、患者さまの疾患との向き合い方、家族背景から支援方法を見出しています。患者さまへの教育には、多職種連携を図り、糖尿病教室とカードシステムの活用を取り入れ、患者さまが学ぶ環境作りを心掛けています。

【腎臓内科】
 腎不全治療では、腹膜透析導入から自宅での自己管理を目標に、受け持ち看護師を中心に、薬剤師、管理栄養士、臨床心理士、外来看護師、退院調整看護師と患者さまサポートを図っています。退院前は、退院前カンファレンスの開催、自宅訪問を実施し、患者さまが手技を獲得後も安心して自宅で過ごせるような支援を行っています。

【不整脈治療科】
 1090歳代と年齢の幅が広い診療科です。アブレーション治療、ペースメーカー手術治療の患者さまが多くを占めています。予定入院では、メディカルサポートセンター(MSC)での入院前支援を行い、患者さまの安心に繋がるよう取り組んでいます。

【循環器内科】
 循環器疾患の中でも心不全、誤嚥性肺炎を中心に入院を受け入れています。循環器で入院される方は、半数以上が80歳以上の方で、高齢者看護、認知症看護に取り組んでいます。また、再入院を繰り返す方もおられ、摂食・嚥下障害看護認定看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士や言語聴覚士と連携し、適切な食事形態や食事環境の調整や、服薬管理や塩分制限・オーバーワークの予防など生活改善に向けたサポートを行っています。

(文責:東6病棟看護師長 加藤崇志)

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