独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

「鹿医セン便り Vol.208」

2023年8月1日(火)

部門紹介 リハビリテーション科

 リハビリテーション科は、松崎統括診療部長のもと、理学療法士(PT8名、作業療法士(OT3名、言語聴覚士(ST2名の13名で業務を遂行しています。
 当院では現在『心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)』・『脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)』・『がん患者リハビリテーション』の3本柱を中心に『廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)』『摂食機能療法』の対象患者に対し、PT、OT、STそれぞれの専門分野があり、リハビリテーションを実施しています。

 今回は、当院でも令和5年度より開設された脳卒中相談窓口でのリハビリ科の関わりについて簡単ですが紹介したいと思います。

 脳卒中相談窓口とは、脳の血管が詰まったり、破れたりする脳卒中。いったん発症すると多くのケースで麻痺等の後遺症に悩まされたりすることになります。リハビリをどう進めるか、生活や仕事への不安、再発の恐怖等、様々な困難に直面します。そんな時に頼りになるのが脳卒中相談窓口です。2022年度までに全国に250か所あり、事前に電話で予約を行い、対面又は電話等による相談で、無料で利用できるものとなっています。脳卒中相談窓口は日本脳卒中学会が認定している一次脳卒中センターコア施設に設けられています。

 脳卒中は発病してから2週間前後の急性期、病状が一旦落ち着きリハビリテーションを中心に体の機能を取り戻す回復期、そして自宅に戻ってからの生活期と分けられ、当院は急性期を担う病院となっています。
 脳卒中相談窓口の構成員になるためには日本脳卒中学会が主催する講習会を受講し、『脳卒中相談支援講習会受講証』を保有している者で、当院でもPT,OT,ST1名ずつがそれぞれの相談に応じられるよう体制を整えております。
 限られた各人員で出来る限りの対応をしております。これからも真摯に業務を遂行し、患者様、病院、地域に信頼できる医療を提供していきます。今後もよろしくお願い致します。

【文責:主任言語聴覚士 吉永綾乃】

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