当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関であり、医療の提供のために必要な各施設基準について取得しています。掲示についてご不明な点があれば窓口までお問い合わせください。
入院基本料について
当院では、1日の入院患者人数に対する看護職員を以下の通り配置し、交代で24時間看護を行っています。
また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。
病棟看護職員配置
入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制について
当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者様に関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
DPC対象病院について
当院では入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する「DPC対象病院」となっております。
・医療機関別係数 1.5248(基礎係数 1.0718 + 機能評価係数Ⅰ 0.3686 + 機能評価係数Ⅱ 0.0713 + 救急補正係数 0.0131)
基本診療料/特掲診療料の施設基準の届出について
当院は九州厚生局長に以下の届出を行っております。
基本診療料/特掲診療料の施設基準の届出状況
入院時食事療養費について
当院は入院時食事療養費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士による管理の下に食事を適時・適温にて提供しています。
(朝食:8時頃 / 昼食:12時頃 / 夕食:18時頃)
食事の自己負担額(1食あたり)510円
※お持ちの保険証や入院期間によって負担金額が変わることがあります。
【医療情報取得加算】に係る掲示
当院は、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するために、マイナ保険証によるオンライン資格確認の利用に御協力をお願いいたします。
(※有効な通常の保険証においても保険診療は可能です)
【医療 DX 推進体制整備加算】に係る掲示
当院は、医療 DX を通じた質の高い診療提供を目指しております。
- オンライン請求を行っております。
- オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を実施しています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療 DX を通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行(R6.11)や電子カルテ共有サービス(R7.3)などの取組を実施してまいります。
【後発医薬品使用体制加算】【バイオ後続品使用体制加算】に係る掲示
当院では、厚生労働省の後発医薬品使用促進の方針に従い、後発医薬品の使用に積極的に取り組んでいます。
当院で治療に用いる後発医薬品の採用につきましては、品質確保、十分な当該医薬品に関する情報提供、安定供給の確認を行い採用しています。昨今の医薬品供給不足を鑑みて治療計画等の見直しを行う可能性がありますが、その様な際は適切に対応いたします。
併せて、抗体製剤などのバイオ後続医薬品の使用にも力を入れています。後続医薬品の採用におきましても、科学的根拠に基づいて採用しています。
【一般名処方加算】に係る掲示
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方をおこなっております。一般名処方とは、お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、必要な医薬品が提供しやすくなります
【外来腫瘍化学療法診療料1】に係る掲示
当院では、外来で抗がん剤治療を受ける患者様が、安心・安全に治療を継続するために、以下の体制を整備しています。
1.医師、看護師を院内に常時配置し、患者様からの電話等による緊急の相談に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
TEL099-223-1151(代表)
2.緊急時に入院できる体制を確保しています。
3.化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会(がん薬物療法委員会)を定期開催しています。この委員会は、化学療法に携わる各診療科の医師、業務に携わる看護師、薬剤師、コメディカル、事務職員で構成されています。
【地域歯科診療支援病院歯科初診料】に係る掲示
当院では、安心・安全な歯科医療環境の提供のため、歯科診療にかかる院内感染防止対策を実施しています。
取り組み内容は以下のとおりです。
・院内感染予防策として、口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底しています。
・感染症患者に対する歯科診療に対応する体制を確保しています。
・歯科外来診療の院内感染防止対策にかかる標準予防策及び新興感染症に対する対策の研修を4年に1回以上、定期的に受講している歯科医師が1名以上配置されています。
【歯科外来診療医療安全対策加算】に係る掲示
当院は医科歯科併設の保険医療機関であり、緊急時の対応体制として、院内医科診療科との連携体制が整備されています。また、医療安全管理対策を実施しています。
長期収載品の選定療養について
後発医薬品のある医薬品で、患者さんの申出により先発品(長期収載品)での処方を希望される場合、選定療養の仕組みにより、特別の料金が発生する場合があります。医療財政の改善に資することから後発医薬品が推奨されておりますので、ご理解ご協力をお願いします。
院内トリアージについて
当院では、救急で受診される患者さんに対し院内トリアージを行っています。
トリアージでは、患者さんの症状に従って、病気の緊急度を決定し、診療の優先順位付けを行います。
来院順に診療する体制と異なり、緊急度の高い患者さんを優先的に診療することがあり、場合によっては、後から来院した患者さんを先に診療することがあります。
明細書発行体制について
当院では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行いたしております。また、公費負担医療の受給者で医療の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されますのでその点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨、お申し出ください。
施設基準にかかる手術の実績
手術の施設基準にかかる年間症例数一覧(医科点数票第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術)
保険外負担に関する事項
当院は、以下の項目についてその使用量及び利用回数に応じた実費の負担をお願いしています。
なお、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の負担をお願いすることは一切ございません。
保険外負担について
特別室(特別療養環境の提供)の料金について
保険外併用療養費(選定療養費)に関する事項
当院は、地域医療支援病院として承認を受けており、他の保険医療機関等からの紹介なしに受診された場合、初診時又は再診時に保険医療費とは別に、以下のとおり選定療養費の支払いが必要となります。
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医科 |
歯科 |
初診 |
7,700円 |
5,500円 |
再診 |
3,300円 |
2,090円 |
※消費税を含む