研修医募集のお知らせ

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院長からのメッセージ

「初期臨床研修」を鹿児島医療センターで始めませんか

鹿児島医療センターは私学校跡(西郷隆盛らが設立)に建てられており、歴史を感じるとともに、鹿児島県の医療の中心を担ってきた伝統がある病院です。位置的にも鹿児島の中心地に在りますが、そのような環境の下で初期研修を始めてみませんか。

特徴は循環器とがんを専門にして始まりましたが、いろいろな分野が新たに加わり、発展してきました。2018年春からは410床と増床し、さらに鹿児島県の中心的な病院の一つとして充実する予定です。急性期医療からがんの終末医療、通常の診療から高度医療など幅広い分野をカバーできる病院です。また、地域中核病院とも連携し、都市型医療と地域医療、1次救急から3次救急までバランスの良い研修を提供しています。少し忙しいかもしれませんが、初期研修には最適と思っています。

具体的には心臓・大血管・脳・末しょう動脈の循環器疾患(外科的、内科的治療全般)、あらゆる不整脈対する治療、消化器内科・外科(来春より肝臓内科増設)、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、婦人科などの悪性疾患、血液などの悪性疾患(白血病やリンパ腫など)、糖尿病などの内分泌、代謝疾患、小児科、口腔ケアなど歯科領域、さらに第一線の臨床病理、などを学べます。精神科や第一線の地域医療枠は協力病院で研修することができます。幅広い分野を経験することができると思います。

私は、良い教育ができ、若い人たちが集まり、若い人たちが選択してくれるようになって初めて真の病院と言えると思っています。そのような病院を目指し努力しています。わたくしたちと一緒に医師としての第一歩を踏み出してみてはどうでしょう。

初期研修は、今後医療に携わるものにとって非常に大事な時期です。医師としての姿勢、原点が決まる時です。当院のスタッフは質の高い専門分野を取得し、教育指導に熟練しているスタッフが多いですので安心して飛び込んで来てください。研修の時に見た、憧れの先輩像が皆さんの将来を決めることになるかもしれません。一緒に学び、将来の夢を語りましょう。鹿児島医療センターは心より皆さんの臨床研修を歓迎いたします。

独立行政法人国立病院機構 鹿児島医療センター院長
 田中 康博

研修医からのメッセージ

鹿児島医療センターで初期研修を行うメリット

鹿児島医療センターは鹿児島県の「循環器病、脳血管障害、がん」の高度医療を支える病院として発展しています。高度医療の質を維持しつつ、初期研修が十分機能するよう、さまざまな取り組みを行っています。

当院での初期研修の特徴

  1. 一次/高度医療を同時研修
  2. 研修医担当の専任秘書の存在
  3. 評価されるカルテ記載能力の獲得
  4. 研修医会議で充実した研修環境整備
  5. 自分にあった自由な研修プログラム作成
1. 一次医療と高度医療を同時に実感しながら研修できます

当院の年間救急患者数は3,704名、うち救急車搬送数は1,550名と、救急医療を特徴とする研修病院ほど多くはありません。しかし、当院での初期研修においてはこれがメリットに変わります。一人一人の患者さまを救急受け入れから最終的な高度医療による社会復帰まで見守ることができます。最終的治療を考慮に入れることで、皆さんは一次医療に携わる時何が大事かわかってくるはずです。

高度医療の質を保てる理由は、職員が専門家集団を中心にまとまっているからと考えます。常勤医66名中53名が基本領域とSubspecialty領域の専門医資格を持っています。2013年7月には救命救急専門医も赴任します。看護師318名中13名もの認定看護師が全病棟に気配りしています。事務部も最大限努力しています。研修病院も広げています。私たちの病院で一次医療から高度医療まで実感しながら研修を積んでください。ぜひ一日体験研修に参加してください。

2. 専任の秘書が研修を手助けします

研修医の皆さんだけの専任秘書が、研修がうまくいくよう手助けします。全国的に珍しい取組です。医師になると種々の書類作成から連絡・手配等新たな仕事が発生してきます。研修以外の仕事に惑わされ研修が中断されないよう手伝います。研修に専念してください。

3. 研修医時代に評価に値するカルテ記載能力が身につけられます

初期研修期間中に32項目の「頻度の高い症状」についてレポートを作成する必要があります。2012年度からこのレポートを退院サマリー形式で提出してもらうことにしました。レポートを研修担当指導医5名(各科指導医とは別に存在します)が添削し、フィードバックします。昨年1年間で研修医の皆さんのレポートやカルテを記載する能力は飛躍的に上達し、目を瞠るものがありました。高い評価獲得者に対する表彰制度も始めました。

4. 研修医会議で充実した研修環境の整備を続けます

毎月第2、第4金曜日に40分程度の研修医会議を行います。研修医が主催し、全員出席します。秘書、研修医担当指導医、事務部も出席します。研修に不足するものがあったら要望してください。2012年度は研修医専用の心エコー装置を研修医室に配備しました。会議の後半20分程度を使い、持ち回りで経験した症例の報告も行います。お互いの研修到達度も知ることができます。研修医用の宿舎も準備しています。研修環境は毎年整備し続けます。

5. 自分自身で最大限自由に研修プログラムを作成してください

城山コースからは様々な魅力ある研修病院での研修も可能です。鹿児島大学病院は全診療科で研修が可能です。必修科目は履修する必要がありますが、自分に合った研修プログラムを自由に決めることができます。マッチング結果発表直後(11月ごろ)に研修医2年目の先輩の意見も参考にし、研修1年目同士で話し合いながら自分が望む研修プログラムを作ってください。

以上です。他に知りたいことがありましたら、研修担当秘書の前田までご連絡ください。お待ちしています。

独立行政法人国立病院機構 鹿児島医療センター
臨床研修管理委員長 森内 昭博

1. 各診療科の指導医の得意分野

(1) 循環器内科
 心エコー年間約4,000例、心臓カテーテル年間約2,300例、カテーテルアブレーション年間約100例と鹿児島県のトップレベル
(2) 脳血管内科
 脳卒中入院例は年間約500例で鹿児島県のトップレベル
(3) 血液内科
 延入院患者年間400例以上、外来化学療法年間600例以上と経験が豊富、骨髄移植も実施中
(4) 腫瘍内科
 全ての癌の内科的治療を実施。診療開始後1年で、がん薬物療法専門医試験に必要な症例数 (肺癌・乳癌・消化器癌・血液腫瘍全てを含む30例以上)を実施
(5) 糖尿病・内分泌内科
 日本糖尿病学会教育認定施設、並びに日本内分泌学会教育認定施設で、糖尿病の診療及びバセドウ病や橋本病を中心とする甲状腺疾患、下垂体疾患、副腎疾患などの内分泌疾患全般についての診療実施中
(6) 消化器内科
 消化管疾患、肝胆膵領域の検査および治療を中心として消化器疾患全般の診療に対応、特に炎症性腸疾患、ダブルバルーン内視鏡検査を精力的に展開中
(7) 婦人科
 子宮癌や卵巣癌といった悪性腫瘍の診断・治療をはじめとして、子宮筋腫や卵巣嚢腫といった良性疾患の治療を展開中
(8) 泌尿器科
 泌尿器科専門医教育施設 基幹教育施設に指定され、泌尿器全般にわたる診断治療および血液透析を実施中
(9) 放射線科
 放射線診断部門と放射線治療部門を精力的に展開中
(10) 麻酔科
 手術麻酔と集中治療室の管理及び院内の救急対応を中心に展開中
(11) リハビリテーション科
 学会認定専門医・指導医が心臓・脳卒中・がんの分野のリハビリテーションを精力的に展開中
(12) 小児科
 重症先天性心疾患、遺伝性不整脈、心筋症、小児肥満について全県下から患児が受診中。遺伝性不整脈については、県下のほぼ全例が受診中。
(13) 外科・消化器外科
 科学的根拠に基づいた医療と先端医療の癒合をはかり、完全腹腔鏡下胃・大腸手術をはじめ肝胆膵領域も鏡視下手術並びに高難度拡大手術を実施中。
(14) 心臓血管外科
 心臓および大血管手術症例数 (成人開心術数) は1年間で475例と鹿児島県内トップの症例数
(15) 脳神経外科
 内頸動脈内膜剥離(CEA)は年間20‐30件で、鹿児島県内トップの症例数
(16) 耳鼻咽喉科
 手術件数年間約600例、頭頸部がん症例年間約130例、再建手術を含め機能温存・回復の集学的治療を実施中
(17) 皮膚腫瘍科
 皮膚がんや、良性の皮膚腫瘍の診断・治療を専門として展開中
(18) 病理診断科
 病理診断件数2389件、細胞診断件数2838件と当院の三本柱の一つであるがん診療を支援

2. 各診療科において習得できるレベル

(1) 循環器内科
 心電図、心エコー、心カテ穿刺、右心カテの経験、経皮的冠動脈インターベンションの介助、不整脈の診断・治療
(2) 脳神経内科
 脳波、腰椎穿刺、髄液検査、血管エコー、脳血管撮影、脳血流検査
(3) 血液内科
 骨髄穿刺、血液疾患診断、抗生剤・抗真菌剤の使用法、抗癌剤の投与法
(4) 腫瘍内科
 がん薬物療法および副作用対策、外来化学療法、緩和医療、輸血の管理、(発熱性) 好中球減少症への対応、血友病患者の管理、骨髄穿刺・骨髄生検・胸腔穿刺、腹腔穿刺等
(5) 糖尿病内科
 持続皮下注入インスリンポンプ療法、持続血糖モニタリング、精密眼底撮影、糖尿病/内分泌疾患のコントロール
(6) 消化器内科
 腹部エコー、腹水穿刺、胃管挿入、上部内視鏡、抗癌剤使用法の習得、消化管X線検査の介助
(7) 小児科
 新生児/小児の診察法・治療、小児の心エコー法は完全に習得可能
(8) リハビリテーション科
 関節可動域評価/訓練、徒手的筋力評価/訓練、起居・基本動作評価/訓練、起立・歩行訓練(装具療法)、運動療法・心肺運動負荷試験、嚥下造影検査
(9) 外科・消化器外科
 early exposure を原則に手術に戦力として参加、外科・消化器外科全領域における周術期管理。鼠径ヘルニア根治術、腹腔鏡下胆嚢摘出は術者。
(10)心臓血管外科
 手術への積極的参加、各種ドレーン管理、術野の清潔管理、皮膚切開、縫合、結紮手技、創傷管理の習得、開心術・胸部/腹部手術の立会い
(11) 脳神経外科
 脳波、腰椎穿刺、脳血管撮影、脳血流検査、開頭手術、血管内手術の立会
(12) 耳鼻咽喉科
 基本的外科的・形成外科的手術手技、呼吸困難や嚥下障害の診断・治療(鼻咽腔・喉頭ファイバー、気管切開)、頸部腫瘤・甲状腺疾患の診断、頭頸部がんの手術の助手
(13) 婦人科
 正常分娩の管理/介助、産科手術の介助、婦人科特有の診察法習得、婦人科手術の介助
(14) 泌尿器科
 導尿、腹部超音波検査、膀胱瘻、尿管ステント留置、前立腺生検、血液透析 (HD, CHDF)、泌尿器科的手術への立会い
(15) 放射線科
 各種検査法 (CT, MRI, RI) の適応と評価(画像診断)、放射線治療の適応、有害事象、治療計画作成
(16) 麻酔科
 気管内挿管、全身麻酔及び脊髄クモ膜下麻酔時の麻酔管理
(17) 皮膚腫瘍科
 皮膚腫瘍の診断・治療法(外科療法・がん薬物療法など)、一般皮膚疾患(薬疹や湿疹・皮膚炎、褥瘡、皮膚感染症など)、皮膚病変のプライマリケア(診かた、考え方)、基本的外科手技、植皮、リンパ節郭清など(皮膚良性腫瘍の執刀医として参加)
(18) 病理診断科
 手術検体の扱い方、肉眼所見の取り方、臓器・郭清リンパ節の切り出し、マクロとミクロの写真撮影、病理診断の基礎

研修プログラム

1日体験研修(病院見学)

当院での初期研修がどのように行われているのかを、医学生の皆さんに知っていただくために「1日体験研修」を行っています!

 内 容 : 当院の研修医とともに、実際にどのような研修を行っているのかを1日体験する
 期 間 : 通年(事前申込で希望する1日)※土日、祝日を除く
 時 間 : 9:00~17:00頃まで(診療科によって集合時間が異なります。)

見学を希望される方は「1日体験研修(病院見学)申込書」に必要事項をご記入の上、メールにてお申し込みください。 1日で2つの診療科を見学することも可能です。準夜勤(~23:00)、夜勤(翌~8:30)についてもお好きな時間まで見学可能です。ご希望がございましたら、備考欄にご記入ください。

1日体験研修(病院見学)申込書

1日体験研修(病院見学)申込書




※できる限り希望される診療科での体験をしていただきたいと思いますが、研修医のローテーション上、ご希望の診療科で研修できない場合もございます。

※県外からの見学希望者の方へ

当院までの交通費等一部支給を行っております。詳しくは見学申し込みの際にお問い合わせください。
また、複数の診療科を見学希望の場合は複数日の見学も可能です。

[お問い合わせ先]

 担当 : 研修医事務係 前田
 mail : maeda.sonomi.fm@mail.hosp.go.jp
 TEL : 099-223-1151
 FAX : 099-226-9246

研修風景・研修を終えて

初期臨床研修を修了した研修医の声

坂江 卓哉

大学を卒業し、社会人としてはじめの第一歩として、鹿児島医療センターで初期研修をさせていただきました。働き始めた当初は右も左もわからず、どうすればいいのか悩むこともありましたが、熱心に指導してくださった先生方をはじめ、先輩方や病院スタッフの皆様、そして同期たちのおかげで無事初期研修を終えることができました。本当に感謝しております。
鹿児島医療センターでの研修生活は医療人としての基礎を作る大事な2年間となりました。医学的な知識だけではなく、患者さんやその家族との関係の構築、多職種のスタッフの皆様への接し方など今後の長い医師人生において必要不可欠なことを経験し、学ぶことができました。
初期研修を終えた後は、鹿児島大学病院の心臓血管・高血圧内科に入局し、また新たなスタートを迎えます。より専門的な知識・技術を習得していかなくはならなく、大変なことも多いと思います。そんな時は研修医時代に立ち返り、頑張っていきたいと思います。
改めまして、お世話になった皆様、誠にありがとうございました。

坂田 雅道

終わってしまうとあっという間だった初期研修について振り返っていきます。まず1年目の4月ですが,右も左も真ん中も分からない中、当時の指導医に、「あいさつと時間を守ることとよく飲むこと」と研修期間中のアドバイスを受けました。当時は,当たり前だろうと思っていたのですが,他職種と仕事をする中で、顔を覚えてもらうことや仕事のお願いをする上で、あいさつをすることの重要性を感じました。
1年目の後半になって、関連病院に研修を行くようになり、外病院の研修医の姿をみて、焦りを感じたり、切礎琢磨する時間はとても有意義であったと感じます。そういった意味では、鹿児島医療センターの研修プログラムはとても有り難く感じました。
来年からは大学の泌尿器科医として勤務します。今までより仕事量も多く、責任も伴ってきますが、医療センターで学んだこと活かして日々頑張りたいと思います。医局の先生方、研修医の後輩、院内のコメディカルの方々、秘書の前田さん、2年間大変お世話になりました。

白石 ゆり

この度、鹿児島医療センターでの初期研修を無事修了させていただけることを大変嬉しく思います。
各科の指導医の先生方や研修医の先輩方、各スタッフの方々、そして患者さんから多くを学ばせていただき、本当に感謝しています。それぞれの診療科の疾患についてはもちろんのこと、診察や基本的な手技、緊急時の対応、病棟管理やICについて、そして患者さんとのコミュニケーションの取り方に至るまで丁寧にご指導いただきました。鹿児島医療センターでは心臓病・脳卒中の急患が多く、緊急度の高い疾患も含まれていますが、指導医のもとでその対応を学ぶことができたことは大変貴重な経験となりました。
また、協力病院が多かったことも当院の研修の魅力の一つでした。当院にない診療科を他院で研修させていただいたり、地域医療で下甑島の診療所に行ったりしたことはとても勉強になりましたし、忘れられない経験にもなりました。
4月からは鹿児島大学消化器内科で勤務することになります。まだ未熟な私ではございますが、患者さんの救われを祈り、感謝と笑顔で持って、精進努力を重ねてまいりたいと思います。2年間本当にありがとうございました。

寺原 真咲

2年間の研修を終え、今でも至らないところは数多く存在しますが、それでもこの2年間の成長を自分でも感じることができます。いざ研修医として現場に出ると、知識はもちろん体力も必要で、緊急を要する場面では目の前の状況に対応できずに頭が真っ白になることも多かったです。自分の不甲斐なさが嫌になることもたくさんありました。少しずつできることが増え、考える余裕がうまれるようになり、医療の楽しさや患者さんが元気に退院していく喜びなど仕事のやりがいも感じるようになりました。丁寧に指導していただいた先生方、コメディカルの方のおかげだと考えています。
4月からは鹿児島大学の脳神経内科に入局します。鹿児島医療センターで研修をしていなければ違う診療科に入局していたように感じます。縁があり鹿児島医療センターで研修することができ、こういう医師になりたいと思えるような多くの指導医の先生方に恵まれました。今後は自分一人でも対応しなければならない場面が多くなると思うと不安な気持ちもあります。まだまだ未熟ですが、一歩ずつ医師として前進できるように今後も精進していこうと思っています。2年間ありがとうございました。

富山 高至

2年間の研修で内科を中心に多くの診療科を回らせていただき、非常に充実した研修をさせていただきました。医療者としてまだまだ未熟なところが多いなかでそれぞれの診療科で指導医の先生方によく指導していただき、少しずつ成長することができたと思います。また、他の医療スタッフの皆様にも多くの場面で助けていただき大変感謝しております。この2年を通して医学の知識だけでなく患者さんへの接し方や多職種の関わり、また医師として日々学び続けることの大切さを学びました。
特に鹿児島医療センターでの研修では、自分が循環器志望であったこともあり、院内での日直当直で多くの症例をみることができたことは、三年目以降に向けてこの経験を生かしていけると思います。
たすきがけでの地域研修や救急研修ではcommon diseaseや院内ではあまり見る機会のない分野の疾患も経験できました。
3年目からは鹿児島大学の心臓血管内科に入局します。鹿児島医療センターでの2年間の研修で学んだ医療の基礎をもとに、3年目以降より専門性の高い知識や手技を身につけつつ、内科医として内科全般を診れる医師になれるよう精進して参りたいと思います。

中村 崇仁

私は福岡の大学を卒業後、初期研修を機に鹿児島に移り住みました。知り合いのいない土地での新生活となりましたが幸いに同期に恵まれ楽しい鹿児島生活を送ることができました。鹿児島医療センターでの研修生活を入職時から振り返ると、自分を含め同期が10人でのスタートでした。鹿児島出身でもなく大学も福岡だったので、当然周りに知り合いはいませんでした。1年目の4月など仕事に慣れることで必死で、一緒にローテートしている研修医もいなかったため体力的、精神的に少ししんどかったかもしれません。夢の中でも指導医の先生から熱いご指導、ご鞭撻をいただきうなされていました。少しずつ仕事に慣れてくると、せっかく鹿児島に来たのだからいろいろなところに行ってみたいという考えが芽生え、2年目は半分以上の期間で外の病院に研修に出ていました。どうしても他の病院の研修医とは自分より進んでいるように見えるもので、焦った時期もありましたが概ね自分の研修は間違っていなかったと今思えています。この経験をもって新しい環境でも勉強を続けていきます。最後になりましたが各科でご指導いただいた上級医の先生方、同期のみなさん、先輩・後輩の方々はありがとうございました。

橋口 祐樹

この度鹿児島医療センターでの初期研修を修了いたしました。二年間で主に病棟業務を通して様々な経験をさせていただきました。最後に当たり研修生活を振り返ってまいります。
これまで様々な診療科で患者と接してきましたが、その中で研修開始数日後に病状末期の方が亡くなったことに、衝撃を受けたことを今でも覚えております。もちろんそのような事態に直面することは意識しており、新米の私には出来たことはありませんでしたが、それまで試験のための座学中心であったため、患者の最期にどのように関われるかを考える機会となりました。当院は血管病変や癌の重症患者が多く、診療を通して診察や治療のノウハウを身につけることはもちろんですが、患者の生活背景や退院後のことを考慮することの大切さを感じております。今後は一般内科を中心とした診療に当たろうと考えており、ここでの経験を医師人生に活かしてまいります。
最後となりましたが、ご指導くださいました先生方、支えてくださった職員の皆さま、そして共に研修を開始し過ごした同期達に感謝申し上げます。ありがとうございました。

中尾 愛子

2024年3月をもちまして、初期臨床研修を終了いたしました。2年前の4月に初めて急患対応をした際、何が出来るのか分からずただ足がすくんでいた自分が昨日のことのようによみがえります。この2年間の研修で本当に多くの経験をさせていただきました。上手くいったことよりも失敗したことや情けなかった自分が思い出されますが、それでも2年前の4月と比べると自信を持って医師としても人間としても成長できたと言えます。医学的な知識や経験だけでなく、メディカルスタッフとの連携や患者様やそのご家族との向き合い方など日々全てのことに学びの種がありました。指導医の先生方をはじめ、メディカルスタッフの皆様や研修医秘書の前田さんなど多くの方の支えがなければこのような実りある研修生活はなかったと改めて感じます。この場をお借りして御礼申し上げます。
4月からは鹿児島大学の産婦人科に入局します。いよいよ専攻医としての第一歩が始まり、期待と共に不安でいっぱいですがこの2年間の経験を活かして精進してまいります。お世話になった皆様への恩返しや鹿児島の医療への貢献ができるように精一杯努めて参ります。2年間本当にありがとうございました。

甲斐 祐介

2021年4月から鹿児島医療センターの初期臨床研修を開始しました。最初の数ヶ月は右も左もわからない状況で医療の現場に入り、スタッフの方からは「先生」と呼ばれ、あたふたする毎日でした。医療センターの上級医の先生方は皆教育熱心で、各診療科で必須の知識はもちろんのこと、その他の私達の学びたいことについても熱心にアドバイスを頂けました。それに加えてとても面倒見の良い先生方が多いので、私達研修医が困ったり悩んだりしている時に良いお声がけを頂け、とても居心地の良い研修を送れました。また研修プログラムでも恵まれていました。協力病院が多く、自分が学びたいことや、それまでの研修では不足している経験などを、別の病院で研修することで補う事ができました。具体的には、私は2年間の研修を通じて救急領域や外傷対応についての経験がほぼない状態でありましたが、他県の協力病院での救急科研修を選択することで補うことができました。この、協力病院が多くフレキシブルに自分に合った研修を組むことができる点は医療センターを選んで本当に良かったと思った点です。この二年間を振り返ると、同期や指導医の先生方に恵まれ、楽しく、時には厳しく研修することができました。これからは医療センターを離れますが、私達に関わったすべての方々に恩返しできるよう更に研鑽を積んでいきます。

吉元 秋穂

2年前は臨床の現場を何も知らず、不安いっぱいで研修をスタートしました。1年目の4-5月はルート確保や動脈穿刺の手技もままならず、無力な自分が嫌になったこともありました。しかし、医療センターの先生方はそんな私に対しても冷静かつ丁寧に様々なことを教えてくださいました。周りの環境に支えられながら2年間で成長することができたと思っております。特に刻一刻を争う脳や心臓の病気を多く経験できたことは大変勉強になりました。4月からは整形外科専攻医として働きます。これまでと違って、自分が単独主治医になるのはとても不安ではありますが、精一杯頑張っていこうと思います。多くの関連病院があり、自由度の高い城山プログラムで研修ができ、本当に幸せでした。2年間切磋琢磨した同期をはじめ、上級医の先生方、秘書の前田さん、その他病院に関わる全ての方々に感謝申し上げます。

下髙原 真珠

ちょうど2年前に、新しいこと尽くしの研修生活がスタートしたことを、つい最近のことのように感じます。2年間の研修期間が終了して、少しの寂しさと、来年度からの生活への不安と期待感が入り混じったような気持ちです。鹿児島医療センターや襷掛けで伺った他の病院での研修を通じて、将来やりたい事や進みたい道が、何となく、ではありますが、見えてきました。来年度からは鹿児島大学の神経内科に入局して、新たな生活が始まります。研修医としての生活とは違うことも多く、戸惑うこともあるでしょうが、この2年間のうちに得た知識や技術、コミュニケーション能力、患者さんやご家族を想う気持ちを自分の武器にして、引き続き邁進していきます。分からないことばかりの環境で、ご迷惑を多々おかけしたと思いますが、熱心に指導してくださった指導医の先生方、支えてくださった医療スタッフの皆さん、一緒に切磋琢磨し合った同期や後輩の皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。2年間ありがとうございました。またご一緒する機会がございましたら、少しでも皆さんの力になれるよう頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。

吉留 しずか

振り返ると、あっという間の2年の研修期間は、コロナウイルス感染症流行の影響で、4月1日から休業期間となり、不安もある中での始まりでした。最初のうちは採血の針を刺すだけでも汗だくになりながらで、できるようにならなければいけないことと、自分の現状のギャップが大きかったです。また、患者さんとの関わり方やチーム医療として多職種の方に協力頂くといったことなど、今までの学生生活ではない経験が多くあり、戸惑ったり迷ったりすることもありました。そのような中でも上級医の先生方や看護師さんをはじめとしたスタッフの方々に本当にたくさんご指導、ご助言頂き、少しずつですが成長できたように思います。来年度からは消化器外科に入局します。次のステップに進むにあたって、1年目の最初より目標像と現状とのギャップが大きいように感じ、不安もありますが、医療センターで学んだ、医療人としてのあるべき姿や考え方をもって、医師として成長できるように精進いたします。
最後になりますが、2年間お世話になりました先生方をはじめスタッフの方々、前田さん、同期先輩後輩に感謝申し上げます。ありがとうございました。

金城 多架良

令和4年3月、2年間の研修医生活がとうとう終わりを迎えました。2年前の春に始まり、様々な診療科、診療機関での研修を経て、とうとうこの時が来たかという思いです。
右も左も分からない状態から始まった臨床研修ですが、多くの先生方、スタッフの方々のご指導や助言を得ながら、そして一緒になった同期のみんなに助けられつつ、何とか最後までたどり着くことが出来ました。2年前の4月と比べれば、少しは成長したかなと思います。
この2年間の研修期間は、新型コロナウイルスの流行によって、通常とは大きく異なる研修期間になったと思います。主に救急外来での徹底した感染対策をはじめとして、ワクチンの接種事業などに参加することもありました。色々制限も多かった2年間でしたが、今振り返ってみると、総じて貴重な経験が出来たと感じています。
4月からはとうとう3年目になります。当然のことではありますが、研修医と比べれば求められるものが大きくなっていきます。果たして自分はやっていけるのだろうか、という不安は拭いきれませんが、今まで学んできたことを活かし、自信をもって医療と向き合っていきたいです。

山口 舞

2年前、いよいよ研修医になるんだという期待と、ちゃんとやっていけるだろうかという不安を胸に始まった初期研修もいよいよ終わりを迎えようとしています。あこがれだった鹿児島医療センターで研修することができて本当に嬉しかったです。内科から外科まで多くの科を研修させていただきましたが、どの科に行っても先生方は優しく指導してくださり、いい意味でストレスなく研修することができました。当直業務をはじめとして、病棟業務、カルテ業務、手術研修など幅広く経験することができ、特に静脈採血をはじめとした様々な手技を数多く経験できるのは医療センターならではの良い面だと思いました。また、自分の希望する他施設での研修も期間を気にすることなく希望することができ、医療センターには無い診療科を中心に研修し、とても充実した2年間だったと思います。
私は4月から鹿児島大学病院糖尿病・内分泌内科に入局し専門の道へと進んでいきますが、この地で学んだことを胸に、少しでも早く一人前の医師になれるよう精進してまいります。
この場をお借りして、2年間お世話になったすべてのスタッフの方に感謝申し上げます。

竹原 雅宣

2年間、鹿児島医療センターで多くの先生方に指導頂きとても充実した研修生活を送れたと思う。上司だけでなく、一緒に働いてきた同期や後輩にとても支えられたのは忘れてはいけない。また、提出物や事務的手続きなど忘れがちな部分を支えてくださった事務の方々も感謝しきれない。
私は特に手術に興味があり、なるべく数多くの手術に入るようにしていた。先生によって少しずつ工夫があり、手術に入らない限りはそれを教わることができない。先生によって指導が異なり時には矛盾することがある。しかしそれは何を気遣い、何を考えてやっているかを理解することによりケースバイケースで対応していく必要があると感じた。一番大事な部分だけ手術に入ればそれでいいと最初は思っていたが、最後まで手術に入り先生方と手術室を後にした時は、些細なことまで先生方は注意して執刀していると気付かされた。自分が執刀させていただいた時はとても緊張したが、一つ一つ丁寧に時間がかかりつつもやり遂げた時は大きな達成感があった。私は脳神経外科に入局するが、一番最初に自分が感じたことを忘れずこれから仕事に取り組んでいきたい。

中馬 直人

とりあえず初期臨床研修を終えて、ほっとしています。
初めて採血したときに失敗して、患者様から怒鳴られたのが2年前だと思うとあっという間の2年間でした。
指導医の先生方、スタッフの皆様、同期の皆さんのおかげで充実した研修を送れました。たくさんの院外研修を経て、病院ごとのルールややり方の違いや病院が担う役割の違いを学びました。新しい環境でスタッフとのコミュニケーションを取りながら馴染んでいくのには苦労しましたが、とてもいい経験になりました。何もかもわからない私を育てていただいて本当に感謝しております。
来年からは鹿児島市立病院の救命救急部に進みます。まだまだ学ぶことが多すぎて、不安もありますが、患者さんから学ぶ姿勢を忘れずに頑張りたいと思います。
2年間本当にありがとうございました。

鶴本 亜衣

2年前の4月に何もわからないところから始まった研修生活でしたが、2年間を終えて少しは成長できたかなと思います。医療センター内の診療科は合わせて12時か月ほどローテートしましたが、どの診療科でも指導医の先生方が指導熱心で質問に対して快く教えていただけました。また、医療センターではほかの病院と違い、手技を積極的にさせてもらえました。救急外来でのルート確保や採血をはじめとして、エコーやカテーテルなど各診療科の専門的な手技も積極的に研修医にさせていただけてとてもよかったと思いました。また、このプログラムでよかったことはたすき掛けで外病院の興味のある診療科をたくさん回ることができる点だと思います。医療センター内だけではわからない、他県での同期の研修生活や外病院の診療科を学ぶことができてとてもよかったと思います。特に心に残ったのは熊本医療センターでの研修です。自分たちが1年間勉強してきたことをお互い教えあいながら足りないところを補い研修することができ、同期をはじめとしていろいろな人と関わりあいながら切磋琢磨して研修生活を送ることが大事だと感じました。2年間、医療センターを基幹病院としてたくさんの病院を回り充実した研修生活を送ることができてよかったです。この2年で学んだことを今後の医師生活に役立てられるように今後も精進していきたいと思います。

碇 知樹

私の研修医生活はコロナに始まり、コロナに終わりました。2年前医学部を卒業した時はまだワクチンも出来ておらず、日本でコロナウイルスが広がり始めた頃でした。様々な行事や講習が中止となり、窮屈な思いをした事を覚えています。その後当院でもクラスターが発生し、当時麻酔科をローテートしていた自分は、手術が中止となったため院内の清掃ばかりしていました。またワクチンが開発されてからは回る先々の病院でワクチン接種を行うこととなり、コロナの臨床研修への影響は大きいものがあったと言わざるを得ません。
とはいえ、それを除けば臨床研修は滞りなく進みました。関わった多くの先生方にご指導いただき、2年前と比べれば少しながら確かに成長したと実感しています。しかし同時に一人前には遠く及ばないと強く感じます。1人の医師としてやっていくのに不安があるというのが本音です。結局のところ、こうした不安を抱えながら1つ1つを解決すべく学んでいきながら、1人前になっていくのでしょう。となれば楽観視せず、この不安と向き合っていきながら、日々患者さんのために働いて行きたいと思います。
最後になりましたが、2年間の研修生活でご指導頂いた先生方、コメディカルスタッフの皆様、研修医事務係の前田さんをはじめ事務の方々には大変お世話になりました。ここに感謝の意を表し、締めの言葉とさせていただきます。

白石 大瑛

初期研修の2年間を振り返ってみると、激動の二年間だったような気がします。研修が始まった時期がちょうど新型コロナウイルスが世界的に流行し始めた時期であり、研修内容が色々と制限されることも多くありました。しかし、発熱対応などの感染対策、ワクチン接種などこのような状況だからこそ経験できたことも多々あり、良い経験だったと思います。医療センターでは急性期の心疾患、脳卒中などをはじめとした、数多くの症例を経験させていただきました。切迫した状況の患者が多かったですが、その中でも指導医の先生方が、熱心に指導してくださり、3年目以降に向けてとてもよい経験になりました。
来年からは今村総合病院の総合内科で後期研修医として働きます。2年間の研修での経験を生かして精一杯頑張りたいと思います。今後も何かしらの形で医療センターにお世話になると思いますのでよろしくお願いいたします。

斧淵 奈旺

鹿児島医療センターで研修をしていく中で、病院の特性上循環器疾患を有する患者が多く、学生の頃には循環器に関してあまり興味は持っていませんでしたが、全然理解していなかった心電図や超音波、冠動脈造影などの所見を理解できるようになると、苦手な分野への抵抗感がかなり減りました。4月から脳神経外科を専攻するにあたり他科の疾患に接する機会がまた減りますが、この2年間で学んできたことを活かして多面的に疾患・患者にアプローチしていける医師になれるよう努力していこうと思います。
また城山プログラムでは、医療センターだけでなく様々な病院・様々な科で研修できたこともすごくよかった点でした。診察の仕方や手技の違いなど戸惑うことも多かったですが、それぞれのやり方のいい点・悪い点を体感することで、結果的には自分の選択肢が増えたことは、これからの医師人生においてとても役に立つと思っています。
様々な病院の研修プログラムがありますが、それぞれ当然いい点・悪い点はあると思います。それを考慮しても、この城山プログラムで研修できたことはすごく良かったとこの2年間を振り返って改めて感じました。2年間ありがとうございました。

椎葉 忠恕

2022年3月をもって、2年間にわたる鹿児島医療センターでの初期臨床研修が終了しました。研修当初は、医療の右も左も分からず、採血や動脈穿刺、超音波検査、カルテ業務等でとても苦労したのを今でも思い出します。しかし、色々な科の沢山の先生方にご指導いただき、完璧と言えないものの何とか医学的処置やIC等をこなせるようになりました。何度も根気強く指導していただいた先生方やスタッフさんには感謝してもしたりません。
この2年間で確かに医学的知識や手技など多くのことを得ることはできましたが、それ以上に、医療スタッフとの連携や患者さんとのコミュニケーション、医師として考え方や姿勢など、私がこれから弛まず努力して目指すべき方向性を見つけられたことが1番の収穫だと思います。
私は4月より鹿児島大学の消化器外科に入局し、いまきいれ総合病院に勤務することとなっています。この2年間で医療従事者としての厚みを多少ながら生まれたとは思いますが、これからは医者の卵段階とも言える研修医としてではなく、1人の医者としての自覚をもって日々精進していきたいと思っています。今までとは違い専門性に富んだ修練をしていくことになりますが、今まで学んだ事を生かしつつ、一人の医療者として初志貫徹して頑張りたいと思います。本当に2年間ありがとうございました。

本田 健

右も左も分からない状態で始まった研修生活でしたが、2022年3月をもって無事に修了することができました。これも指導医の先生はじめスタッフの方々、同期や先輩・後輩など周囲の方々の支えのおかげです。ありがとうございました。
思えば最初のころはカルテも使えず採血もままならない状態でしたが、徐々に経験を積んでいくことで自信をもつことができました。まだまだ一人前とはいきませんが技術面でも人間的な面でも成長できたと思います。
鹿児島医療センターのプログラムでは協力病院が豊富で、院外での研修も多かったですが、どの病院でも温かく迎えてくださったおかげで充実した研修をすることができました。また、久々に院内に戻ると色々な方から声をかけていただき、帰ってきたいと思える場所が鹿児島医療センターであり、心の底から研修病院として選んで良かったと思います。
一人の医者として地元鹿児島のために貢献できるように、今後はこの2年間で学んだことを活かしながら、さらなる成長ができるよう日々精進していきたいと思います。
2年間大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

岩元 嘉志

2年間お世話になりました。県下に数ある初期臨床研修病院の中で鹿児島医療センターを選択したきっかけは、学生の時に医療センターに伺った際の印象の強さが決め手となりました。研修医の1日の仕事内容を先輩方につきっきりで見学させていただいたのですが、そこで診療の現場やアセスメントの仕方、基本的臨床手技等に数多く触れたことで、それまで大学で学んできた「医学」と実際の「医療」との相違・楽しさを、初めて意識することができました。こういった思い入れの深い病院で、これからの医師人生の礎となる大事な期間を過ごさせていただけたことは、大変貴重に存じます。
ご指導いただきました先生方や、様々な場面で手助けしてくださったスタッフの方々には大変感謝しております。まだまだ未熟な身ではございますが、鹿児島医療センターで培った経験を基に、一人前の医師を目指しこれからも努めてまいります。

植村 翼

この鹿児島医療センターを研修病院として選択した理由は、学生時代より心臓血管外科への憧れがあり、この病院なら心臓血管外科をはじめ、循環器について深く勉強することができると考えたからである。
研修医としての生活が始まると、これまで学んできた内容を活かすことができなかった。頭では理解していても実際に行動に移すのには勇気がいると常々感じた。
そのような中で丁寧に指導いただいた先生方やコメディカルスタッフ、先輩研修医や後輩研修医、同期の存在が支えとなり、無事に2年間の研修を終えることができた。
また、この病院で循環器への興味が高まり、進路選択はかなり迷ったが、学生時代から志願していた心臓血管外科へ進むこととなった。
この2年間で得られた経験とコミニティを最大限活かし、これからの医師生活を充実させたものにしていきたい。
これまでご指導いただいたすべての方々にお礼申し上げます。お世話になりました。
またこれからも熱くご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

上山 未紗

この2年間たくさんの先生方、スタッフの皆様に支えられ、この度無事に2年間の初期研修を終えることが出来ました。私は幼い頃より医師になるのが夢で、念願の医師としての第一歩をこの病院でスタートしました。研修が終わりこの2年間を振り返ってみると、この医療センターで素晴らしい先生方やスタッフの皆さんに出会え、仕事の楽しさも教えていただき、医師としての最初の2年間をこの病院で過ごすことができ本当によかったと思っています。学生時代の机上の学習とは違い、実際臨床にでて学ぶ毎日は本当に新鮮で、毎日が楽しく、あっという間の2年間でした。そのように思えたのも、先生やスタッフの皆様が暖かく見守り、ご指導して下さったおかげです。
医療センターで初めての経験をたくさんさせていただきました。最初は右も左もわからず、できないことも多く落ち込むことも多かったのですが、先輩研修医や指導医の先生に教えていただく中で、できることも日々増えていきました。また、患者さんの病気だけを診るのではなく、病気に苦しむ人に真摯に向き合い、優しく声掛けをし、痛みに共感し、その痛みを少しでも軽くできるよう努力するなど、その人そのものを診ることの大切さも教えていただきました。医療センターで出会った先生方のように、真摯な姿勢で患者さんと向き合う医師になることが目標です。
最後に、いつも支えてくれた同期、熱心にご指導していただいた先生方、献身的にサポートして下さった前田さん、いつでも優しく声をかけていただいたスタッフの皆さんに出会えて幸せな研修でした。来年度からは鹿児島大学病院の心臓血管・高血圧内科に入局し、新たな一歩を踏み出します。ここで学んだことを礎に、これからの医師人生を歩んでいこうと思います。ここでの出会いに感謝し、いつか恩返しできるよう頑張っていきます。2年間、本当にありがとうございました。

川畑 裕太郎

2年間鹿児島医療センターにて研修させていただきました。研修医になる前は心臓、脳に興味があり、これらに特に強いとのことでこの病院の見学に来て、雰囲気の良さから選ばせていただきました。最初に回った科ではまだ何も分からない中、考え方や病棟での仕事、手技など多くのことを学ぶことができ、その後の研修にとても役立ちました。最初はできないことが多く不安も強かったですが、回ったそれぞれの科で親切に教えていただき、少しずつできることが増えていきました。研修が終わった後にも役立つような知識、考え方も多く教えていただきました。回った科の中では特に脳・神経に興味を持ち、研修後の科は脳神経内科を選び、入局することとなりました。3年目以降は自分で決められることが増えることへの期待と、主治医として自分で判断しなければならなくなること、一人での外来もするようになっていくことへの不安を同時に感じています。ですが、この研修中に学んだことを生かしながら今後も頑張っていこうと思っています。2年間ご指導ありがとうございました。またこの病院に来ることや、関わることもあると思いますので、その際はまたよろしくお願いします。

北川 博之

まず、指導医の先生方、関係者各位の方々、2年間本当にお世話になりました。この鹿児島医療センターでの初期研修を選択して本当に良かったと思っています。初めは学生時代に病院見学を通じて鹿児島医療センターの研修プログラム「城山」に魅力を感じ、マッチングに応募し、念願の研修医生活がスタートしました。初めは慣れない業務や自身の力不足に悩み、四苦八苦の毎日でしたが、指導医の先生方の丁寧かつ熱心な指導や関係者の方々の様々なサポートのおかげで少しずつ成長することができ、まだまだ力不足ではありますが、素晴らしい医師人生の第一歩を踏み出すことができました。鹿児島医療センターには様々な診療科があり、症例数も豊富で、初期臨床研修医として経験を積むうえでこれ以上ない環境です。関連施設の数も多く、鹿児島医療センターにない診療科の研修も何一つ不自由なく行うことができます。この2年間、様々なことを経験し、私は整形外科の道に進むことにしましたが、この鹿児島医療センターでの研修生活は私のこれからの医師人生にも大いに役立つと確信しております。鹿児島医療センターでの研修を選択し、本当に良かったと思っております。これから初期研修を控えている後輩たちにも自信をもってお勧めできます。本当にお世話になりました。2年間ありがとうございました。

下川 廣海 

2年間の鹿児島医療センターでの初期臨床研修を無事に終えることができました。指導医の先生方やスタッフの方々からの熱心なご指導や温かいサポートにより充実した2年間を過ごすことができました。初期臨床研修が始まった最初の頃は、右も左も分からない状態でしたが、先生方からたくさんご指導いただき、少しずつできることが増えていきました。医療者として大切なことを多く学ぶことができる鹿児島医療センターで医師としてのスタートがきれたことは非常に良かったと思います。
4月からは鹿児島大学麻酔科に所属します。まだまだ未熟な部分ばかりですが、鹿児島医療センターで学んだことを忘れずにこれからも日々頑張りたいと思います。2年間本当にありがとうございました。

中薗 省太

の度鹿児島医療センター初期臨床研修の2年間を無事修了させていただきました。まずは、この2年間お世話になった指導医の先生方や、携わってくださった多くの方々に御礼を申し上げます。研修期間中たくさんの方にサポートしていただき、成長できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
2年間の研修期間は非常に短く感じ、あっという間に過ぎ去って行きました。それだけ濃い時間を過ごせたのでしょうか。多くの失敗や反省もありましたが、それよりもたくさんの経験による充実感や数々の模倣となる指導医に巡り会えたということが自分にとって財産になったと思います。今後の医師人生の中で間違いなく基盤になっていくという確信のようなものがあります。
ともに研修を終えた同期はそれぞれの診療科に進みましたが、今後それぞれたくましく成長して患者さんの相談をしたり、力を借りたり、貸したりできることを楽しみにしています。
4月からは鹿児島医療センター内科専攻医として研修させていただきます。まだ新しいプログラムで、いろいろなことにチャレンジできる環境にあり非常に楽しみにしています。今後とも宜しくお願いいたします。

中野 晶絵

この度、鹿児島医療センターでの2年間の初期臨床研修を修了することができました。指導医の先生方やコメディカルスタッフの方々、病院事務の方々に支えられて無事に研修を終了できますことを大変嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいです。
研修医が始まった4月は、何をするにも分からないことばかりで不安と緊張の毎日でしたが、指導医の先生方、研修医の先輩、同期、スタッフの方々のサポートを受け、日々新しいことを学ぶことができました。先生方にはローテーションさせていただいている科ではなくても、日当直では忙しい中、診療のポイントを指導していただきました。医療センター以外の病院でもそれぞれ特徴的な疾患を経験させていただいたり、手術などの手技を体験させていただくことができました。また、研修医事務係の前田さんに研修生活で困ったときなど大変お世話になりました。研修病院を選ぶ際には、実習や見学で感じた雰囲気の良さで医療センターを選ばせていただきましたが、この病院で研修ができて本当に良かったです。
4月からは専門領域の研修が始まります。2年間で学んだことや初心を忘れずに、少しでも鹿児島の医療に貢献できるように日々精進してまいります。2年間ありがとうございました。

岩元 嘉志

2年間お世話になりました。県下に数ある初期臨床研修病院の中で鹿児島医療センターを選択したきっかけは、学生の時に医療センターに伺った際の印象の強さが決め手となりました。研修医の1日の仕事内容を先輩方につきっきりで見学させていただいたのですが、そこで診療の現場やアセスメントの仕方、基本的臨床手技等に数多く触れたことで、それまで大学で学んできた「医学」と実際の「医療」との相違・楽しさを、初めて意識することができました。こういった思い入れの深い病院で、これからの医師人生の礎となる大事な期間を過ごさせていただけたことは、大変貴重に存じます。
ご指導いただきました先生方や、様々な場面で手助けしてくださったスタッフの方々には大変感謝しております。まだまだ未熟な身ではございますが、鹿児島医療センターで培った経験を基に、一人前の医師を目指しこれからも努めてまいります。

中野 未央

2年間の研修生活は振り返ってみると本当にあっという間でした。最初はカルテも身の振り方も何もわからず、ご迷惑をおかけしたと思います。多くの患者さんと出会い、いつも優しく、時に厳しく指導して下さった上級医の先生方、頼もしい先輩方、個性豊かな同期と後輩に恵まれ、少しずつ医師として成長することが出来ました。1年目の頃は自分が救急ICUに進むとは微塵も思っていませんでしたが、当院や他の病院で重症患者さんを診る経験を経て、私も人を死なせない知識と技術を身につけたいと考えるようになりました。3年目以降の進路を左右する大事な2年間を過ごす場所として鹿児島医療センターを選択したことは正しかったと思います。今後はこの2年間の経験を糧に身を引き締めて精進していきます。最後になりましたが、お世話になった全ての方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

山下 悠亮

2019年4月。世の中の人々が新元号である令和に様々な思いを抱いている中、私の不安だらけの研修生活は賑やかな12人の同期とともにスタートしました。当時を振り返ると医学にも医療にも果てしなく無知であった自分を少し恥ずかしく思いますし、その分周りの方々に迷惑をかけた場面も数えきれない程ありましたが、なんとか無事に修了できたことを嬉しく思います。多くの診療科を目まぐるしくローテートしましたが、患者への思いやりを大事にするという一点は共通しており、そんな指導医の背中を追いかけながら、この地で医師の基盤を築けたことは、私にとって間違い無く幸運でした。次にお会いする時には成長した姿をお見せできるように精進して参ります。2年間本当にありがとうございました。

吉野 春一郎

まず2年間本当にありがとうございました。
私が、当院で研修したいと思った理由はいくつかあります。1つ目は、急性期疾患(循環器疾患、脳血管疾患など)を多く経験できる、2つ目は、病院見学の際の研修医の雰囲気がよかったことです。実際に2年間、鹿児島医療センターで研修させていただき、本当に充実した2年間だったなと思います。先生方は皆さん優しく熱心に指導くださり、毎日が勉強の日々でしたし、日々成長を感じることができ、何よりも毎日が楽しかったです。
不安、緊張を胸に始まった研修生活ですが、先輩方が優しく話しかけてくれ、前田さんが丁寧に対応してくださり、仕事に慣れるのにそう時間を要さなかったことを最近のように感じます。今思えばあっという間の2年間でした。本当に鹿児島医療センターでよかったと思える2年間でした。2年間で学んだことを糧に、今後も精進して参ります。
2年間お世話になりました。今後とも何卒よろしくお願いします。
最後に、この場をおかりして、研修医事務係の前田さんに改めて感謝の意を表します。2年間ありがとうございました。

米 未紀子

2019年より2年間、鹿児島医療センターで研修させていただきました。初めは医学的知識や手技はもちろんのことカルテの使い方など基本的なことも分からず、周りの方々に助けられながら悪戦苦闘する日々でした。だからこそ初めて成功した時の嬉しさはより一層大きかったのを今でも覚えています。
また、2年間の研修を経て医師という仕事がたくさんの医療スタッフの方々によって支えられていることを幾度となく感じました。実際に現場に携わることで、チーム医療として他職種の方々と連携をとりながら患者さんにとってよりよい医療を提供することの大切さ、医師としての基本的な姿勢を学ばせていただきました。
指導医の先生、医療スタッフ、同期や先輩後輩に恵まれ、非常に有意義な2年間を送らせていただきました。近年コロナ禍の中でもよりよい研修になるようご配慮をいただき大変感謝しております。まだまだ未熟な自分ですが、今後の鹿児島の医療に少しでも貢献できるように2年間の研修で培ったものを生かして日々精進してまいりたいと思います。本当にありがとうございました。

宇都 勇紀

2020年の3月をもちまして2年間の初期臨床研修を終えることができました。
右も左もわからない不安と期待の入り混じった状態から始まった研修医生活でしたが、熱心に指導してくださる先生方やコメディカルの方々との出会いを通じて、医師人生の基礎を作る時期として充実した日々を過ごすことができました。ときには鹿児島医療センターのみならず時には関連病院へと赴くこともあり、慣れない職場での生活に苦労することもありましたが、周囲の人からの支えあって乗り越えることができました。 いざ、鹿児島医療センターを巣立つときとなり、いつでも相談にのってくれる先輩方やときに頼もしくもあった後輩、そして何よりも素晴らしい同期に恵まれていたのだなと今になって実感します。学問的なことを修めるのは勿論のこと、それ以上に人との出会いの大切さに改めて気づかされる2年間でした。研修医を終え、4月からはより一層責任感をもち、お世話になった方々へ恩返しができるよう今後も励んでいきたいと思います。2年間、本当にありがとうございました。

川畑 深怜

2018年4月より2年間鹿児島医療センターで初期臨床研修をさせていただき、この度無事に研修を終えることができましたことを大変嬉しく思います。
研修開始当初は、右も左も分からず担当患者様や指導医の先生方をはじめ病院スタッフの皆様に大変ご迷惑をおかけしてしまいましたが、皆様から多くのあたたかく丁寧なご指導をいただけたことで、一歩ずつ医療者としても一個人としても成長することができたように感じています。多くの方々に支えていただきながら、医学的な知識・技術については勿論のこと、医療者としての在り方、患者様やご家族、病院スタッフの皆様への接し方など、今後医療者として働いていく上で何よりも大切な医師としての基盤を築けたことは私にとって大きな財産であると思います。
4月からは鹿児島大学病院の心臓血管・高血圧内科に入局させていただくことになります。まだまだ未熟で自分の至らなさを痛感する日々ですが、初心を忘れずに、少しでも鹿児島の医療に貢献できるよう、今後より一層の努力を重ねて参りたいと思います。医師としての第一歩を、この鹿児島医療センターで始められたことに心から感謝致しております。指導医の先生方をはじめ、これまで関わって下さったすべての皆様に心より御礼申し上げます。2年間本当にありがとうございました。

久保 純平

鹿児島医療センター2年目研修医久保純平です。僕は2年間の研修生活を通してたくさんの貴重な体験をさせていただきました。
右も左もわからない中でまず先輩研修医の皆様にたくさんの医師としての働き方を教わりました。病院の性質上たくさんの心臓や脳の病気の方を診察・治療させていただきました。胸を苦しがり冷や汗がでているACS方が2時間後には症状の消失し、冠動脈も正常になっているPCIに手伝いとしてですが入らせていただき核心的な医療の一面を体験したり、麻痺を主訴にきたかたが何の症状のなく家に帰る姿を拝見できた一方では、心不全のコントロールがうまくいかず難渋している際にたくさんの上級医の先生にアドバイスをいただきながら、苦労をした苦い経験も現在の自分の財産のひとつです。また逆に血液疾患など必ず治るわけでない病気もあり、その病気と向き合う患者様の姿をみて医師としての向き合い方、また責任感を患者様にも教えていただきました。
まだまだ半人前にもなれていない状態ですが、この2年間の研修を生かして今後の自分の医師としての人生に生かしていこうと思っております。

阪口 有里

この文章を書き始めている今現在、2年間の初期研修を終え、後期研修医としての一歩をまさに踏み出そうとしているところです。
先輩方が口にするのを何度も聞いてはきましたが、初期研修の2年間は本当にあっという間です。1年目が終わる頃には先輩になる不安を抱え、2年目が終わる今は研修医ではなくなる不安を感じています。初期研修は医師としての基礎を作る大切な2年間であると思います。その時期を良い仲間、指導者、環境に恵まれて過ごせたことはとても幸せなことです。勉強熱心な人たちに何度刺激を受けたことか分かりません。協力病院である熊本医療センターでも、自分の研修を見直す良い機会を与えて頂きました。また、この2年間で社会人としての礼儀や態度についても見直すきっかけを与えて頂きました。苦労して就職活動をすることもなく医学生から研修医となり、甘えていたところがあったと思います。先輩医師の中には、見習いたいと思う様な伝え方や振る舞いをされる方もおり、自分自身がそうできる様に日々気をつけていきたいと思っています。患者さんに対しての伝え方は勿論ですが、どんなに経験年数を経ても、一緒に働くスタッフが気持ちよく仕事ができる様に配慮できる医師になりたいです。
内科・外科ともバランスよく研修させて頂きましたが、各診療科とも座学よりも圧倒的に面白い!というのが率直な感想です。時間が許すならば、もっと多くの診療科を研修したかったです。そして、2年間安心して研修に集中できたのは、研修医担当事務の前田さんのお陰です。本当に有難うございました。
今までは指導医に全て確認、指導して頂いていました。これからは自分自身の責任で患者さんを診ていくことを考えると身が引き締まる思いです。いままで指導して頂いたことを武器に、支えてくださる人たちへの感謝の気持ちを忘れず精進して参ります。

武 義人

研修医を修了して
鹿児島医療センターでの研修は自分の医師としてのスタートにふさわしい、とても有意義な2年間でした。鹿児島医療センターは心臓病、脳卒中及びがんを3本柱にしている病院ですが、そのどれもが、これから医師として診断治療することが欠かせない、一刻を争うクリティカルな疾患を扱っています。そういった緊急性の高い疾患を研修医のうちに指導医とともに診て学ぶことができるというのは大変貴重な機会だと思います。そういった機会を当院では十分に与えてもらい、心エコーや腹部エコーなどの手技もある程度は習得でき、自身がつきました。時にはCPAで救急車にて運ばれてくる患者もおり、救命できずに歯がゆい思いをすることもありましたが、CPA時の診療の流れも学ぶことができ、精神的にも成長できたと思います。
また、協力病院が多い点も当院での研修の魅力の一つでした。当院にない診療科(精神科、呼吸器内科、整形外科など)も他院で研修することができ、大変勉強になりました。 2年間通して、各診療科たくさんの先生方に指導いただき、自分が将来目指したい指導医にも出会うこともできました。今後も自己研鑽を続けて、病院から必要とされる医師として成長できるように頑張ろうと思います。

堂込 雅貴

初めにこの初期臨床研修2年の間、熱心に指導頂いた先生をはじめ病院関係者の皆様に心より御礼申し上げます。初期臨床研修を終えて、まだまだ勉強しなければならない身ではありますが、自分なりに診療を考えることが出来るようになった今では働き始めて右も左もわからない状態であったことを懐かしく感じます。4月からは鹿児島大学整形外科に入局することが決まりました。鹿児島医療センターで学んできた診療科と畑違いの場所ではあります。
しかし、鹿児島県という島や僻地などの地域医療を抱える場所で働く以上は専門外の患者を診ることも必要なことであり、これから鹿児島県で働いていく中で当院で医療を学べたことはこれから働く上でとても大切な財産となると考えています。まだまだ未熟な身ではありますが、今度は指導頂いた先生方の力になれるよう努力していこうと思います。医師の基礎を作る大事な時期を、この鹿児島医療センターで研修を終えることができたことに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

長野 大悟

卒後臨床研修を終えて
大学卒業後、研修医になるまではまだ自分の進む道を決めることができていませんでした。そんな中、研修生活をどこで送っていきたいかを考えた時、研修を選べる自由度が高く、外病院の協力病院も多く、しっかりとした救急医療をみることができるという理由で鹿児島医療センターの研修プログラム城山を選択しました。
研修医1年目の4月は自分が患者を診ることができるようになるのか、不安しかありませんでした。医師国家試験の知識だけで、臨床の現場を知らず、何もできない状態でした。そんな中、上級医の指導の下少しずつですが、出来ることが増えていきました。気が付いたら、2年目になり、あっという間に研修医の2年間が終わりました。この2年間スタッフの方々や上級医の先生方にはお世話になりっぱなしで本当に感謝しております。
はやく医師として皆さんの力になれるように、今後とも一生懸命頑張っていきます。

堀 碧

鹿児島医療センターで2年間初期臨床研修をさせていただきました。この2年間を振り返ってみると、指導医やコメディカルの方にはたくさんご迷惑をおかけすることもあり、まだまだ未熟ですが自分の成長は周囲の支えあってのものだと感じています。
また、不慣れな診療に快く応じてくださった患者様にも感謝し、これまでの経験をこれからに活かしていかなければと思っています。鹿児島医療センターでの研修は同期が15人と比較的多く、同年代の医師の仕事への姿勢や勉強熱心な態度には毎日見習うものがありました。日々の診療の中でも自分が興味をもったこと、疑問に思ったことを自主的に調べたり、指導医の先生に尋ねたりすることはささやかですが大きな積み重ねになり、常に学び続けることが将来大きな差になると感じます。当然のことではあると思いますが、与えられるのを待つのではなく、常に自分から何かを学んでいこうとする貪欲さを大切にしていきたいです。
4月からは後期研修医として新たな環境で奮闘することとなりますが、鹿児島医療センターでの経験を活かしていければと思います。

牧内 祐貴

早いもので初期研修が始まって2年が経過しました。地元の鹿児島で社会人としての生活に期待と不安を感じながら、オリエンテーションに参加した記憶が鮮明に呼び起こされます。初めての採血で、先輩の腕に針を刺した時の感覚を今でも覚えています。
初めの頃はカルテの使い方もろくに覚えられず、指導医やベテランの看護師さんからよくお叱りを受けました。右も左も分からない状態で、何もできない自分が給料を頂いてもいいものなのか悩んだ時期もありました。そんな中でも、1年目の中頃からは徐々に仕事にも慣れていき、少しずつ自分の成長を実感できるようになりました。2年間で多くの患者さん、数多くの診療科の先生方、コメディカルスタッフ、事務員の方々と接する機会があり、医師としての知識はもちろんのこと、社会人としての常識も教えて頂きました。上手くいくこともあれば、失敗も数多く経験しました。
鹿児島医療センターは家族がお世話になったこともあり、思い入れのある病院です。頼れる同期と先輩後輩にも恵まれ、とても充実した研修医生活を送ることができたと思っています。研修医事務係の前田さんにも大変お世話になりました。4月からは鹿児島大学病院の麻酔科で後期研修を始めます。何年後か、機会があれば麻酔科医としてこの病院に戻ってきて、少しでも恩返しができればと思います。2年間ありがとうございました。

牧野 隆太郎

6年間の医学生時代と国家試験を終え、初期臨床研修医として社会に歩み出た日が昨日のことのように思い出されます。組織で役割を果たしてゆくことへの不安と、よき師に会える希望を抱いていました。 この2年間は先輩医師や各スタッフ、そして忘れられない患者さん達と出会いの連続でした。各科を慌ただしくローテートする中で、患者さんが元気になって帰ってゆく姿を心から生きがいに感じ、使命感をもって勉強するようになりました。つらい症例はより強く、学びのモチベーションになりました。
今の私を2年前と比べたとき、すべての点で成長できたと自信を持って言いたいです。ただしこれは、包容力のある上級医や気配りの素晴らしいスタッフ、そして患者さん達との出会いに「成長させていただいた」ものだと強く感じます。当院以外にも県内外多くの施設で研修させていただきました。すべての出会いに心から感謝申し上げます。
これから数十年を歩む医師の道には大きな困難やたくさんの出会いが予想されます。しかし、この2年間の経験や感謝の想いは一生ものです。この気持を決して忘れず、たゆまず研鑚してゆくことを誓います。成長して再開できることを楽しみにしています。

町田 透

鹿児島医療センターでの研修を終えて
鹿児島医療センターでの2年間の研修生活が終了した。各診療科の先生方を始め、看護師やスタッフの皆さん、事務の方々、同期や先輩・後輩の研修医のおかげで無事に終えることができたと感謝している。 2年間を振り返るとあっという間だった。自分は進路先が決まらないまま研修生活が始まり、自分に合う診療科を探しながら日々を過ごした。その中でたくさんの方々にお世話になり、医学の面白さや奥深さを学ぶことができた。また、患者さんやその家族と接する機会も多く、どのようなことを医療者に求めているかを少しでも理解できたのではないかと思う。
研修生活は楽しいことばかりではなく、大変なことや悔しい思いをすることもあったが今振り返るととてもいい思い出である。 無事に進路先も決まり、来年度からは研修医という肩書ではなく、1人の医師としての日々が始まる。研修医を無事に終え、進路先も決まったという安堵感を感じるとともに、身の引き締まる思いである。
この2年間で学んだことを糧にこれから長く続いていく医師生活を充実させたものとし、鹿児島の医療に役立てるように精一杯努力していきたい。

水田 善之

鹿児島医療センター第二循環器内科所属で、当院で後期研修している水田と申します。私は学生の頃から循環器に興味があり、循環器を学ぶためにはここしかないと思い、当院での初期臨床研修を希望しました。
初めは点滴や注射など右も左も分からない状況で、壮絶な病棟の現場で自分は何ができるのだろうと途方にくれたことを思い出します。そんな自分にも優しく、時に厳しく指導して頂いた指導医の先生、そして同じ現場で共に戦う同期、そして何より仕事への活力を与えて下さる患者様のお陰で一つ一つできないことができることに変わっていきました。
当院での研修は他研修病院と比べ、研修医の役割や業務は研修医自身の自主性に大きく委ねられており、当直や救急については病院の特性上、業務が異なることもありますが県外含め多数の臨床研修協力病院がある特徴を活かすことで様々な経験を積むことが可能で、当院の先生方は勉強とやる気があれば積極的に熱く指導して下さいます。
具体的に、内科・病棟業務についてはガイドラインや海外文献を検索して関連のあるレビューを読み解く、それを実際の患者様にどう応用していくのか考えて自分なりに出した結果を指導医や上級医と相談して治療計画を決めるといった研修ができて、とても勉強になりました。
手技についても見学と自己学習が十分であれば、積極的にやらせて頂けて、どんな状況でも指導医が傍に居て下さるので自信を持って安心して手技ができます。
海外の学会に先生と同行させて頂いたり、実際に自分が発表したりと学術的な活動も非常に充実していたと思います。
病院以外の業務や手続きなどは研修医事務係のスタッフが常に手厚くサポートして下さるので医学に専念できるのも特徴の一つです。
今後、初期臨床先で迷う医学部生がいらっしゃれば、一度是非とも当院の病院見学にいらっしゃって下さい。そして鹿児島で熱い医療を一緒に提供していきましょう。

山元 美和

この度、無事に鹿児島医療センターでの初期臨床研修を修了することができました。初めのころは全く何もわからない状態で戸惑いと不安のほうが大きかった覚えがありますが、指導医の先生方を初め、看護師さんやスタッフの皆様が優しくサポートしてくださり、非常に充実した2年間を過ごすことができました。各科をローテートする毎に新しい学びと、目標となるような尊敬する先生に出会え、一歩一歩ではありますが成長できたのではないかと思っています。
また、医師として未熟者にも関わらず、勉強の機会を与えていただいた患者さんには感謝の気持ちでいっぱいです。受け持った患者さんとの思い出や、いただいた温かいお言葉はこれからの医師人生でも忘れることはないと思いますし、ずっと大事にしていきたいです。
4月からは鹿児島大学糖尿病・内分泌内科に入局し、より専門的な知識を身につけることとなります。専門ばかりになるのではなく、医療センターでご指導いただいたことを忘れず常に広い視点を持ちながら、今後も精進していきたいと思います。最後になりますが、この2年間で関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

吉元 裕亮

2年間の研修を修了して
2018年4月より初期臨床研修医として2年間研修させていただきました。思い返せば2年前の今頃は国家試験に合格しただけの素人同然で,右も左も分からないまま不安な状態で研修生活をスタートさせたことを覚えています。しかしながら先生方の優しく丁寧な御指導や、コメディカルの方々の気軽に話かけ易い和やかな雰囲気で、その不安は杞憂に終わり、病院にすぐに馴染むことができたと思います。
日々診療をしていく中で,時には壁にぶつかる時もありました。それ以上に日々少しずつできることが増え、医師として働く上での面白さややりがいを感じることのできる研修生活であったと思います。
4月からは私は大学の脳神経内科に入局します。不安なことだらけではありますが、この2年間で学んだことを発揮して今後も日々研鑚を積んでいきたいと考えております。そして機会があればまた鹿児島医療センターで勤務をし,2年間お世話になった恩返しができればと思います。
最後になりますが,指導医の先生方をはじめ,スタッフの皆様に厚くお礼申し上げます。

和田 華菜子

この度、2年間の鹿児島医療センターでの初期臨床研修を終えることができ、嬉しさと同時に当院を去ることへの寂しさもあります。2年前の4月、新天地鹿児島市で医師としての一歩を踏み出すことに期待や、不安で胸が一杯でしたが、唯一の他大学出身の私に初日から声をかけてくれて、仲よくしてくれた同期に感激したのを今でも覚えています。
私はこの2年間指導医の先生を初め、医療スタッフの方、事務の方、先輩・後輩の研修医達、そして患者様、本当にたくさんの方々に支えていただきました。当院での2年間の初期研修を通して学問的なこと、手技、医療者として大切なことなど数えきれない程のたくさんのことを学ばせていただきました。鹿児島医療センターで初期研修をすることができて本当によかったです。これからも初心を忘れずに、医学を学び続ける努力を続け、医師として鹿児島の医療に貢献できるよう日々精進してまいります。
2年間大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

池田 良太

鹿児島医療センターで2年間医師として働かせていただきましたが、最初の頃は何もわからず、多くの方にご迷惑をおかけしてばかりでした。
しかし、鹿児島医療センターのスタッフの方々の丁寧な指導のおかげで何とか研修を無事修了し、医師としても、また、社会人としても大きく成長できたのではと思っています。
4月からは鹿児島大学神経精神科に入局することになりました。
少しでも早くお世話になった先生方の力になれるよう日々精進していきたいと思います。
2年間ご指導下さった先生方、スタッフの皆さん、そして医師という職業の喜びや辛さ、本当に大事なことをたくさん教えて下さった多くの患者さまに心から感謝いたします。
4月から皆異なった環境で、それぞれ医師としての新たなスタートをきることになりますが、これからも温かくそして厳しくお導き下さいますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。
2年間本当にありがとうございました。

今田 涼

研修医が始める前に自分が希望していた診療科とは違う科に進んでいることがまずこの二年間の研修の中での大きな変化です。学生の頃には循環器に関してあまり興味は抱いてない中で、循環器を中心とした患者を毎日みているうちに、全然理解していなかった心電図や超音波、冠動脈造影などの所見を理解できるようになると、苦手な分野が楽しいと思えるようになっていました。そして元々手術がしたいという思いがあった中で、心臓血管外科に進むことを決めたのは、鹿児島医療センターの城山プログラムで研修を回らなければできない決断だったと思います。
また城山プログラムで、医療センターだけでなく様々な病院で様々な科で研修できたこともすごくよかった点でした。診察の仕方や手技の違いなど戸惑うことも多かったですが、それぞれのやり方のいい点・悪い点を体感することで、結果的には自分の中の引き出しが増え、その時その場にあった方法を選択することができる様になったことは、これからの医師人生においてとても役にたつと思っています。
様々な病院の研修プログラムがありますが、それぞれ当然いい点・悪い点はあると思います。自分はそれを考慮しても、この城山プログラムで研修できたことはすごく良かったと、この二年間を振り返って改めて感じました。二年間ありがとうございました。

大野 文也

2019年3月をもって鹿児島医療センターでの2年間の初期臨床研修を終えました。この2年間の中で多くの指導医やスタッフの方々から熱いご指導や温かいサポートをいただき、日々成長を感じることができました。医療の専門分野だけでなく、患者さんやその家族との関係性や向き合う姿勢についても学ぶことができたのは、これからの私の医師人生の中でも大きな財産になると思います。
4月からは鹿児島大学心臓血管外科に所属し、専攻医としてより専門性の高い分野を学ぶことになりますが、鹿児島医療センターでの経験を忘れずこれからの診療に生かしていく所存です。
最後になりますが、指導医の先生方をはじめ関わっていただいた全ての方々に心より御礼申し上げます。2年間ありがとうございました。

小倉 聡子

2年間の熱心なご指導、本当にありがとうございました。無事に初期臨床研修を終了することができ、安心しています。4月からは鹿児島大学の麻酔科へ進むことになりました。この2年間で学んだ事は多く、特に自分の未熟さを痛感する機会こそ自分を成長させてくれたと感じています。
この2年間で確かに医学的な知識も増えましたが、それ以上に、医師として働く上での考え方や振る舞い・メディカルスタッフとの接し方・患者さんとのコミュニケーションなど、医師としての基盤を築けたことが自分にとって1番大きかったと思っています。指導医の働く姿勢や、メディカルスタッフのサポートの重要さ、患者さんの求めている医療の形など、現場にいるからこそ見えてくる物が多々あり、これまでの自分の観念が大きく変わっていったことをよく覚えています。 2年前の自分と比較して、医療者としての厚みは多少ながら生まれたのかなと思っていますが、まだまだ未熟であり、これからも医師としての厚みをさらに重ねられるよう、初心を忘れずに努力していこうと思います。 自分の医師としての最初の2年という大切な時期を、この医療センターで研修できた巡り合わせに心から感謝しています。多くの方に支えられた2年間でした。本当にありがとうございました。

小原 満里

平成29年4月から2年間、鹿児島医療センターで研修をさせていただきました。医師として働き始め、最初の頃は医学的な知識やカルテの使い方もよくわからず、大変ご迷惑をおかけしましたが、医療従事者に関わらず事務の皆様も含め多くの方々に助けられながら何とか2年間の研修を無事修了することができました。本当に感謝の言葉しかありません。
私が鹿児島医療センターで研修を望んだ目的としては、医療センターが掲げている3つの柱にも入っている心疾患と脳血管疾患を重点的に学ぶこと、たすきがけを上手く利用し疾患を幅広く市中の病院で研修を行うこと、の2つがありました。
実際に2年間の研修を通して、まだまだ未熟で知識不足な点はありますが、当直も含めて多くの症例に出会い、様々な考え方や手技を経験させていただき、診察から治療、御家族への説明の仕方まである程度身につけることができたと思います。
4月からは鹿児島大学病院の眼科に入局することとなっています。医療センターで学んだことや初心を忘れずに、少しでも鹿児島に貢献できるよう、精進して参りたいと思います。
2年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。

喜山 敏志

3月31日をもちまして、初期臨床研修を終了いたしました。この二年間を振り返ってみると、鹿児島医療センターは基幹型臨床研修病院として研修に集中できるように環境が整っていました。上級医の先生方も、熱心に指導してくださりました。深く胸に刻まれる症例とも巡り会えました。そのような中で過ごした二年間は瞬く間に過ぎていき、非常に充実していました。医師としてのスタートをきったのが鹿児島医療センターで良かったと思います。
研修期間中は指導医の先生をはじめ、多くの方にお世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。さて、私はこの四月から鹿児島大学の耳鼻咽喉科に入局します。より良い医療を提供できるよう、研修で習得したことを礎に知識・技術を磨いてまいります。

中馬 佳奈子

この度、無事に研修プログラムを終えることができましたことを、大変嬉しく感じております。2年間の初期臨床研修を終え、医師としてようやく専門分野を歩き始めるスタート地点に立つことができました。思い返すと2年間の研修は本当にあっという間でした。初めての採血、初めてのIC、初めての当直、初めての学会発表など、医療センターで医師としての初めての経験をさせていただきました。最初は先生に言われた仕事をこなすので精一杯でしたが、徐々に仕事にも慣れてきて、研修2年目には自分で考える余裕も少しは出てきたように思います。また、患者さんから学ぶことはとても多く、会話や質問などから、新しい疑問が生まれ、勉強する機会を得ることができました。これら医療センターでの経験は今後の医師人生の礎となると感じています。日々温かく親身に指導してくださった各科の先生方、サポートしてくださった前田さん、病棟のスタッフの方々に心から感謝申し上げます。 4月からは福岡大学の循環器内科で働くこととなりました。これからは謙虚さを忘れず、2年間で学んだことを活かし、医師は患者さんのためにあるということを常に思いながら、広い視野と心を持つ医師を目指して精進してまいります。本当に2年間ありがとうございました。

中之薗 良太

2019年3月をもって鹿児島医療センターでの初期臨床研修を修了しました。改めてこの2年間を振り返ると、たくさんの人に支えられつつ充実した研修生活を送ることができました。
1年目の4月は採血もままならない状態でスタートしましたが、2年間かけて患者さんとの接し方や様々な手技を身につけることができました。鹿児島医療センターは急性期の病院であり、循環器内科や脳血管内科を中心に発症直後から退院まで一通りの治療戦略や病棟管理について勉強できたのは良い経験だったと思います。また、救急当直や協力病院での研修で、感冒や胃腸炎をはじめとしたcommonな疾患の診察も経験することができました。指導医をはじめとした先生方に熱心にご指導いただき、また、病棟スタッフにはご迷惑をおかけしつつも毎日のようにサポートいただきました。職員同士の垣根が低く、気軽に相談できる環境があるというのは医療センターの強みの一つであると感じます。
4月からは大学病院の放射線科に入局します。まだまだ一人前には程遠いですが、医療センターで学んだことを生かしつつ少しでも鹿児島の医療に貢献できるよう努力する所存です。2年間本当にありがとうございました。

三宅 頌己

平成29年4月より2年間鹿児島医療センターで初期研修をさせていただきました。鹿児島医療センターは循環器、脳卒中、癌の3本柱を掲げており、実際に急性期の循環器疾患や脳血管障害の対応を多く学ばせていただきました。学生時代から眼科志望だった私がこの病院を初期研修に選んだ理由の一つがそこにあり、どの診療科でも診る可能性のある急性期疾患を見落とさない目を養うことがこの初期研修の目標でもありました。
初期研修が始まった当初はひとつひとつの手技やカルテ記載にも時間がかかってしまい、忙しい現場では足手まといになってしまうことも多々ありましたが、できないことを責めたり見放したりするような先生は一人もいませんでした。熱心で丁寧なご指導のおかげでなんとか研修を修了することができたと思っています。
同期や先輩後輩にも恵まれ、時には助け合い励ましあいながら非常に有意義な研修生活を送ることができました。4月からは眼科医としてまた新たなスタートを切りますが、お世話になった方々への恩返しや鹿児島の医療への貢献ができるよう精進していきたいと思います。2年間本当にありがとうございました。

森 拓馬

2年間の鹿児島医療センターでの初期臨床研修を無事終えることができました。これも多くの先生方やコメディカルの方々、事務の方々、先輩、同期、後輩のおかげだととても感謝しています。思い起せば2年前の今頃は、医師国家試験に合格したばかりで医師としての右も左もわからず本当に自分が医師として働くことができるのか不安に思っていました。実際に様々な経験を通して医師として働くことは本当に難しいことなのだと感じました。1つ1つの判断や手技はもちろん、患者さんとその家族にどう伝え、どのように関係性を築くかということなどこれまで学んできたことだけでは対応しきれない多くありました。しかし、多くの先生方からたくさん指導していただき、1歩1歩成長することができ少しずつできることが増えていった2年間だったのではないかと感じております。医療センターでは特に循環器系と脳血管障害系の救急対応を経験することが多く、その2分野では特に多くの症例を経験することができたと思っています。私は、4月から脳神経内科を専門に今後も精進していくことを決めました。この2年間の学んだことや経験したことを今後にしっかりと活かしていくことができるようにしたいと思います。2年間ありがとうございました。

矢野 えりな

早いもので2年間の研修を終えた今、「これからが本当の闘いだ」という気持ちを抱いています。研修医は基本的に守られた存在であり、自分の医療行為に対して重大な責任を負わされることはほとんどありませんでした。身の回りのことも、秘書さんや家族に助けられ、不自由を感じることはほとんどありませんでした。そんな恵まれた環境で研修期間を過ごしましたが、これからは専門領域を担う1人の医師として自立し、重大な責務を果たさなくてはなりません。その事実を前にして、正直なところ足がすくむ自分もいるのですが、そんな自分にとってこの2年間で積み重ねてきたことや、関わった多くの方々から与えてもらった学びが重要な支えです。それらを糧にこれからも日々成長し、1人の医師として鹿児島の医療に貢献することが今の私の目標です。社会人としての新たな一歩を踏み出すにあたり、期待と不安もありますが、ここに至るまでに自分を支え育ててくださった多くの方々への感謝を胸に、自らを奮い立たせて日々精進していきたいと思います。

小田原 敦子

この度、鹿児島医療センターでの2年間の初期臨床研修を無事終了することができました。最初は、医師としてというよりは社会人としても、右も左もわからない状態でしたが、先生方や看護師さん、スタッフの方々に支えられ、戸惑いや不安は思っていたよりすぐになくなりました。この病院はスタッフ全員が熱心で、明るく、また、研修プログラムの自由度が高いことから、研修先として選択させて頂きましたが、2年間終了した今、医師として初めて働かせて頂いた病院がこの病院で本当によかったと思っています。分からないことや、気が利かないことなど、色々な方にご迷惑をおかけしたことと思いますが、各所からサポートしてくださりありがとうございました。
来年度からは熊本大学の眼科に入局し、専門の道を進んでいきますが、医学的なことから人との関わりまで、この病院で学んだことを生かして、精進していきたいと思っています。県が違うので、なかなか関わる機会は減ってしまうとは思いますが、鹿児島医療センターにも眼科が創設されますし、何かのご縁があればまた鹿児島に戻ってきたいと思っていますので、その際は成長した姿を見せられたらと思っております。2年間、本当にありがとうございました。

木山 優

2016年4月から2018年3月までの二年間、鹿児島医療センターで初期臨床研修医として働かせていただきました。2年前の4月、本当に何もわからない状態からのスタートで、不安も多く、たくさんの方にご迷惑をお掛けしたことと思います。今でも、未熟なところばかりではありますが、ここでの研修を通して、病気や治療の知識はもちろんのこと、医師としての在り方や考え方など多くのことを学ぶことができ、少しは成長できたのではないかと思っています。これから長く医師として働いていく中での最初のスタートを、温かい先生方やコメディカルの方に支えられ、先輩や同期、後輩にも恵まれ、この鹿児島医療センターで過ごすことができて、本当に幸運だったと感じています。4月からは地元熊本に帰り、眼科医として働かせていただきますが、ここで学んだことを胸にこれからも精進し、立派な眼科医になりたいと思います。そして皆様にしていただいたように、私も後進の育成に少しでも役に立てればよいなと思います。2年間、大変充実した研修生活を送ることができました。本当にありがとうございました。今後とも、お世話になることが多々あると思います。何卒よろしくお願いいたします。

清原 佐央里

ちょうど今、鹿児島医療センター目の前の黎明館の桜が見頃を迎えています。2年前の今頃にこの桜の元で研修医同期と記念写真を撮り、これから始まる研修生活に胸を躍らせたことを昨日のことのように思い出します。
研修医が始まってからこの二年間は本当にあっという間に過ぎていきました。最初の一年間は覚えることややらなければならないことの多さに戸惑い、自分は本当に成長できているのかの実感がつかめない時期など精神的に辛い時期もありました。そうした中でも頼れる先生方、親切なスタッフの皆さん、そして和気あいあいとしたなかで切磋琢磨することのできる同期に支えられ、非常に充実した研修生活を送ることが出来たことに感謝の思いでいっぱいです。二年目になってからは後輩もでき、彼らがまた頼もしく成長していくのを見ながら、自分自身もより一層研鑽を積まなければと身の引き締まる思いでした。
これからは、より専門性をもつプロの領域として、皮膚科医への道を歩んでいきます。医療センターで学ばせて頂いた大切な経験を忘れないよう、これからも頑張っていきたいと思います。二年間、本当にありがとうございました。

窪 凛太朗

2018年3月をもって2年間の初期臨床研修を終えました。駆け抜けるような2年間でしたが、非常に充実した研修生活を送ることができました。
研修期間を通して、周囲の方々にはご迷惑をおかけしながらも、熱い指導や温かいサポートをいただき、多くのことを学ばせていただきました。これからの医師としての人生の礎を、素晴らしい病院で築くことがきたことは、大変幸運であり、この2年間での経験が、今後の大きな財産となるのでしょう。
4月からは出身大学の医局に属することになり、専攻医としてより専門性の高い診療を学んでいくことになりますが、2年間で学んだ基礎や、初心を忘れず日々精進していく所存です。最後になりますが、本当に周りに恵まれた2年間でした。指導医の先生方をはじめ関わっていただいた全ての方々に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

堂薗 直樹

鹿児島医療センターでの2年間の初期研修を無事に終えることができました。学生の頃病院見学で、指導医の先生方が熱心であること、手技をたくさんさせていただけること、そして先輩研修医の先生方が生き生きと働いている姿を見て、ここならしっかり勉強ができると思い、この病院での研修を選びました。2年間、さまざまな病気を持つ患者さんと接し、診療に参加する中で、多くのことを勉強させていただきました。何もわからず路頭に迷うことも多くたくさんご迷惑をおかけしましたが、指導医の先生方やスタッフの皆さんの優しさに支えていただきました。もちろん、社会人としての振る舞いもいろいろな場面で教えていただきました。私は関連病院も含め12の診療科を研修しましたが、大変有意義な研修であったと感じています。また、多くの先輩・同期・後輩に恵まれ、疲れた時などに悩み事や他愛もない話をして気分転換ができたことも、研修をより充実したものにしてくれました。
医師としてまだまだ未熟ではありますが、鹿児島医療センターで学んだことを大切にしながら、これからの患者さんの診療にひとつひとつ丁寧に向き合っていこうと思います。お世話になった方々に恩返しができるよう日々努力してまいります。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。皆さん、2年間本当にありがとうございました。

田方 健人

二年間大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。2年前の研修が始まった頃は、右も左もわからない状況で、たくさんのスタッフの方々に迷惑をかけてしまいました。先生方、各病棟・各部門のスタッフ、そして研修させていただいた関連病院の方々に支えられて、無事に研修を終えることができました。医師としての技術、心構えなど様々なことを学ぶことが出来た二年間でした。学会発表や院外の勉強会などに色々と参加させていただき、とても充実した研修ができました。研修も終わりを迎え、慣れ親しんだ病院を離れることをとても寂しく思っています。4月からは、県内の別の病院で勤務することになりますが、ここで学んだことを生かして、日々の臨床に励んでいければを考えています。何年かしたら、この病院に帰ってくることがあるかもしれません。そのような日が来ることを待ち望んでいます。二年間本当にありがとうございました。

中別府 聖一郎

鹿児島医療センターで初期臨床研修医として働きはじめて早くも2年が経過しようとしています。働き始めた頃に比べれば様々な手技や診療もできるようになったと感じる一方, まだまだ及ばないところが幾多もあり, 指導してくださる先生方やコメディカル, スタッフの方のアドバイスをいただきながら日々研鑽を積むことの重要性を痛感しております。.基幹病院だけでなく県外の救急病院や離島での研修が幅広い診療を経験することにつながり,  様々な地域での医療というものを勉強させていただきました。
今後は研修医としてではなく医療行為を行うことになります。 まだまだ未熟ではありますが, 2年間の研修で学んだことを生かし, 患者さんに寄り添う医師を目指します。

濱田 拓人

2年間、鹿児島医療センターで研修させていただいた濱田と申します。私にとって鹿児島医療センターでの研修はとても有意義なものでした。理由として、最も大きいのは同期の存在でした。研修医の同期が10人ちょっとであり、担当する手技や疾患の経験が少なすぎず、同期と支え合うこともでき丁度良い人数でした。勉学に励み切磋琢磨することによって今後の医療人としての土台が形成された様に思います。先生方を始めとしてスタッフ皆さんが新人を教育する雰囲気を持っており、研修に向かう意欲と同じだけ大きな成果が得られました。研修が始まる前までは学生として支えられて生きてきましたが、研修医として働き始め、少しずつ社会に貢献できる技術を習得していく事ができました。今後は医療センターを離れることとなりますが、専門知識や経験を積み、また鹿児島医療センターに貢献できれば幸いです。この文章を読んでいるあなたはもしかして鹿児島での研修を考えているのでしょうか。病院との相性は実際に研修を体験しなければ分かりません。鹿児島医療センターに興味がある方は是非実際に研修の体験をしに来てください。

堀之内 健祐

2年間鹿児島医療センターで研修をすることができ、とても幸せだったと思います。1年目の初めは、何をしていいのかわからず、手技も満足にできない、そんな状況でした。この2年間には自分の無力さに落ち込んだこともありました。そんな時でも同期、研修医の先輩方、医局の先生、看護師さん、コメディカルの皆さんが優しく指導してくださり、支えてくださったおかげで、何とか2年間を乗り切ることができました。優しく、時に厳しく指導して頂いたことは今でも心に残っています。知識は不十分、手技も完全ではなくこれからも学ぶことばかりだとは思いますが、将来何を専門に頑張っていきたいかを決断することができた2年間であり、医師人生の中でも最初の重要な時を、ここで過ごすことができよかったと感じています。今後は小児科医として頑張っていきますが、いつかチャンスを頂けたなら、また鹿児島医療センターに貢献できたらと思っています。2年間ありがとうございました。

松崎 尚寛

2年間の臨床研修が終わった。学生の頃、どこの病院で研修するか迷っていくつかの病院を見学に行ったが、何となく雰囲気が良さそうだと思い、研修先に鹿児島医療センターを希望したが、今思い返すと、その選択をして本当によかったと思う。今思い返してみると、研修が始まったころは学生の頃の座学との違いに戸惑い、分からないことや出来ないことばかりで様々な方に迷惑をかけたことと思う。しかし、未熟ながらにもこの2年間で少しは成長出来たのではないかと思う。それは、熱心な指導医の先生方を始め、多くのスタッフの方々の支えがあってこそである。
研修が終わり、私は鹿児島大学病院の耳鼻咽喉科・頭頸部外科に入局した。まだまだ知識的にも技術的にも未熟であるが、初期臨終研修で学んだことを忘れずにこれからも頑張って行きたいと思う。

森山 瑞葵

2年前、研修を始めた当初は、何もできなくて、自信もなくて、人見知りな私でしたが、少しずつできることを増やしていき、こうして2年経つと、少しは自信もついて、多くの手技、病棟業務などができるようになりました。人見知りなのも、少しは改善してコメディカルの方々と楽しくお話もできるようになったのではないかな、と自分では考えています。また、医師として大切な、診療を行う上での心構え・考え方も医療センターでの研修を通してより深めることができました。まだまだ、一人前の医師になるまでは時間がかかりそうですが、ここで得られたものを基礎として、これからの医師人生を歩んでいきたいです。本当に多くのことで助けていただいた医療センターのスタッフの方々には、感謝でいっぱいです。ご迷惑をお掛けしたこともたくさんあると思いますが、私を医師にしてくださり、本当にありがとうございました。4月からは鹿児島大学小児科に入局しますが、医療センターでの経験を生かして頑張っていきたいと思います

 

大江 将軍

皆様のお陰をもちまして無事二年間の研修を終える事が出来ました。在職中は皆様に多大な迷惑をお掛けした事をこの場を借りましてお詫び申し上げます。光陰矢の如しと言いますがまさにその通りあっという間の初期研修でした。しかし目を閉じれば色んな事が思い出されます。楽しい事ばかりではありませんでした、辛い事の方が多かったかもしれません。同時にその一つ一つがしっかりと記憶に残り自分の糧になっているという実感もあります。今にして思えばきついと自分が思う色んな事は実は自分を大きくする好機であったのだなと思えます。また、頼もしい同期を得たことも何物に変えがたい幸せだと思います。楽しい時をもっと楽しく辛い時は励ましてもらい本当に嬉しかったです。みな違う道を選び
ましたがこれからも共に研鑽しより良い医療のために貢献出来ればとても素晴らしいなと感じております。その様な場を与えてくれた医療センターでの研修は本当に良かったなとしみじみ思います。
現在、鹿児島大学麻酔・蘇生学教室に入局し麻酔科医としての第一歩を踏み出しております。まだ右も左はおろか上も下もというか前も後ろも分からずフラフラして大学の先生方に迷惑ばかりかけています。将来どうなるか全く分かりません。しかし今を大切に出来なければ将来なんて来ないとも思います。ですから毎日一生懸命過ごしていこうと思います。いつか一人前になり尊敬する先生と一緒に仕事をし成長した自分を見て泣いてもらうのが夢です。その日まで医療センターで過ごした日々を胸に頑張って参ります。本当にお世話になりました。

富永 充彦

ここ鹿児島医療センターで初めの2年間医師として働き、最初の頃は何もわからず、多くの方にご迷惑をおかけしました。私が鹿児島医療センターで研修したのは循環器、脳卒中、癌の3本柱を強みとしていて、特に循環器、脳卒中の症例が多いというのが一番の理由でした。生涯医師をしていく上で何科であろうと必ず心筋梗塞や脳梗塞の患者に出会うため、初期対応について勉強する必要があります。その点で鹿児島医療センターでは救急対応はほとんどが循環器、脳卒中の患者であるため研修医にとってはとても勉強になりました。その他にもどの科で研修しても経験する症例数はとても多いと感じました。ここ数年は研修医の人数も多くなり人気のある病院であるとよく感じております。鹿児島医療センターには医師としての基礎をしっかり学べて、これから医師として鹿児島大学泌尿器科として第2のスタートを踏み出したいと思います。熱心に教えていただいた先生を始め、いろいろな方に助けていただきました。まだまだできないことは多くありますが、これから精進していきたいと思います。2年間本当にありがとうございました。

潤田 心

ヘパリンロックという言葉も知らなかった3年前の4月から早2年が経ち、鹿児島医療センターでの初期臨床研修が終了しました。
医師国家試験に合格して、いよいよ自分が医療現場に立ち、実際に診察、考察をして治療に携われると思うと期待の気持ちでいっぱいでしたが、見事に打ちひしがれました。
まず、外来から入院に至るシステム、病棟での検査や処方のシステムも全く分からず、それ以前にスタッフや患者さんと接するときの言葉遣いから未熟であり、電話1本かけるのにも悩んでしまい、到底、診断や治療方針で悩むといった余裕は全くなく、正直、思い描いていた理想の研修医像とはかけ離れていました。
しかし、上級医をはじめ、チーム医療に携わるスタッフの方々の優しくあたたかい指導のおかげで成長することができ、医師3年目となった今では上級医へ治療の提案をしたり、初診外来患者の治療計画を立てたりと、まだまだ未熟ではありますがやっと医者としてわずかながら自立したと感じることができています。
初期臨床研修医2年間という期間は医師3年目からの準備期間と私は考えています。鹿児島医療センターで学ばせて頂いたことを存分に活かしていき、いつかこの病院へ恩返しができればと思います。2年間、御指導本当にありがとうございました。

山下 和

鹿児島医療センターで初期研修が始まって2年間、気づけば初期研修も終わろうとしています。2年前の春、何もできない自分を知ることから私の研修生活が始まりました。それでも、たくさんの方々に支えて頂きながら、ゆっくりとした歩みではありましたが、本当に多くの事を学び、研修を終えることができました。
まだまだ未熟ではあるのですが、2年前と比較すると、医師として、社会人としても成長できたのではないかと思っております。名残惜しさもありますが、本日で初期研修を終え、4月からは鹿児島大学の第2内科に入局します。鹿児島医療センターで学び得たことを生かし、医師として一人前となり、人の助けとなれるように精進していきたいと思います。
 
最後になりましたが、研修医を受け入れて下さった患者様やそのご家族、お忙しい中ご指導下さった先生方、共に研修した同期・後輩の皆さん、優しく助言いただいたスタッフの方々に、心から感謝いたします。2年間本当にありがとうございました。