皮膚腫瘍診療のさらなる専門化へ ~診療科名を「皮膚腫瘍科」に変更しました~
鹿児島医療センターに皮膚腫瘍科・皮膚科が開設されてから、今年で10年が経過しました。この間、皮膚科専門医と形成外科専門医によるスタッフ構成で、皮膚腫瘍の診断から治療までを一貫して行ってきました。特に、手術を中心とした治療では、2019年以降、毎年1,000件以上の手術を行い、豊富な経験を積んでいます。また、手術治療に加えて、化学療法や免疫療法などの薬物療法にも幅広く取り組み、さまざまな治療ニーズに対応しています。
皮膚腫瘍は体表に現れるため、治療が簡単に思われがちですが、実際には多様な腫瘍や発生部位に対応するために高度な専門知識が必要です。当科では、これまでも皮膚腫瘍に特化した診療を行い、臨床研究にも積極的に取り組むことで専門性の向上を目指してきました。
2024年10月1日より、診療科名を「皮膚腫瘍科」に変更しました。この名称変更は、私たちがこれまで提供してきた皮膚腫瘍診療の専門性をさらに強化し、地域医療のニーズにより的確に応えるためのものです。また、皮膚腫瘍の診療を担う皮膚科・形成外科の若手医師の育成にも力を入れ、次世代に質の高い医療を提供する体制を整えていきます。なお、皮膚腫瘍以外の皮膚疾患に関しては、これまで通り他の医療機関とも連携しながら、地域医療に貢献していく所存です。
この10年間、当科の活動を支えてくださった多くの関係各位に、心より感謝申し上げます。今後も、地域の皆様に信頼される医療機関としてさらなる努力を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(文責:皮膚腫瘍科医長・形成外科専門医 青木恵美)



