独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター

「鹿医セン便り Vol.150」

2018年10月31日(水)

 

職場紹介

 西4階病棟は、血液内科・腫瘍内科の2つの診療科からなり、病床数52床のうち無菌室19床、骨髄移植が行える設備を整えています。病棟は、血液内科医師4名、腫瘍内科医師2名、看護師31名のうちがん化学療法認定看護師1名、看護助手2名、看護クラーク1名のスタッフで患者さん、ご家族を支援しています。

血液内科の診療は、主に白血病・成人T細胞白血病リンパ腫・悪性リンパ腫であり、腫瘍内科はがん腫全般の疾患の診療をしています。病気の治療目的(根治、症状緩和)に応じて抗がん剤治療、放射線療法・輸血療法・造血幹細胞移植の治療を行っています。患者さんは、10代~90代と幅広い年齢層で、AYA世代患者も増えており治療への意思決定支援、治療中のサポート、就労、退院支援にも力を入れています。

がんの治療の副作用による苦痛への軽減、治療が継続してできるようQOLをあげるため、薬剤師、栄養士、理学療法士、臨床心理士、ソーシャルワーカーなど多職種で共同し支援を行なっています。

スタッフ教育では、治療へのサポートができるようにがん看護の専門性を高めるために研修へ参加し、がん看護チームでの活動、LTFU外来(移植外来)での看護、意思決定支援へ携わっています。西4階病棟では、チーム力を意識した質の高い医療の提供に貢献し、信頼されるがん専門病棟としての発展を目指します。

                           (文責:看護師長 神野 美子)

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